クラウドファンディングを通した地域資源活用プロダクト・新規事業開発支援を行う株式会社シデカスは、地域のスポーツクラブを支援する取り組みとして、オリジナルグッズの企画開発とクラウドファンディングを組み合わせた事業「ジモトデザイン」をスタートする。
調達金額の一部は、チームにライセンス費用として支払われ、ファンの拡大と収益という両面からチームをサポートする。
第一弾として、2019年4月11日より、JFL入りを目指す地元兵庫・加古川のサッカークラブ「バンディオンセ加古川」の応援グッズを企画開発するプロジェクトを、クラウドファンディングプラットフォーム「A-port」にて開始する。
デザインは、加古川のデザイン事務所「and」(兵庫県加古川市、代表西嶋輝)が担当している。
地域には、応援すべき数多くのスポーツチームがある。
中には全国や世界レベルで活躍するチームや選手もいるが、足元の地元ではあまり知られていないことも多々ある。
本事業は、海外のローカルクラブチームの事例を参考にしながら「自分たちのまちのクラブチーム」を間接的に応援できる仕組みとして、開始した。
第一弾プロジェクト「【J昇格に向けて!】バンディオンセ加古川をサポーターグッズで応援したい!」
本事業の特長
①チームに一切の負担なくオリジナルグッズを制作
通常地域のクラブチームは、トップリーグのチームと異なり、財政面・人材面の事情からたくさんのグッズの在庫を持つことが困難である。
本事業ではクラウドファンディングの仕組みを活用することで、チームには一切の負担なくオリジナルグッズを制作することができる。
②「まちづかい」できるデザインで、新たなファンを獲得
本事業では、「スタジアムで使用する応援グッズ」だけでなく「まちなかでかっこよく使える」というコンセプトで、すべてのグッズを企画。
最初からスタジアムに応援する観客を呼び込むのでなく「応援していることがかっこいい」というライフスタイルを生み出す。
また、朝日新聞社の発信力を持つクラウドファンディングプラットフォーム「A-port」を活用することで、これまでとは異なるファン層の獲得をはかる。
③新しい「応援」のカタチをデザイン
本事業では、調達金額の一部がライセンス使用料としてチームの収益となる。
「なかなか試合に行けない」「スポンサー契約はハードルが高い」という方であっても、「気軽にグッズを使うこと」が、チームを支援することにつながる。
「ローカルを応援する人はかっこいい」というライフスタイルをデザインする! 地域のスポーツクラブ×オリジナルグッズ開発×クラウドファンディング事業「ジモトデザイン」スタート