ヒューマンホールディングスの事業子会社で、教育事業を運営するヒューマンアカデミーはこのほど、横浜F・マリノスと、教育面で業務提携した。
ヒューマンアカデミーが運営する全日制専門校の総合学園ヒューマンアカデミーが、2020年4月より7校舎で新たに開講する新講座「e-Sportsカレッジ」において、横浜F・マリノスに所属するeスポーツ選手が、講師として実践指導やカリキュラム監修などを実施する。
e-Sportsカレッジは業界の最前線で活躍するプロの講師陣をはじめ、最新の機器を完備した時代の一歩先を行く最先端教育を提供し、将来を担う人材の育成を目指す。
https://ha.athuman.com/lp/e_sports/sp/
背景
eスポーツは、コンピューターゲームやテレビゲームで行われる対戦型ゲーム競技である。
世界各地で大会が開催されており、2018年のアジア競技大会でデモンストレーション競技の一種として採用されたほか、2019年秋に開催される「第74回国民体育大会」で初の全国都道府県対抗eスポーツ選手権の開催が予定されているなど、大きな盛り上がりをみせている。
横浜F・マリノスは、eスポーツのプロリーグ「RAGE Shadowverse Pro League(レイジ シャドウバースプロリーグ)」に2018年10月より参入しており、プロサッカークラブの特色を活かして、コーチスタッフによるフィジカルサポート、メンタルサポート、チームビルディングサポートを4選手に対して実施している。
また、教育提携校である学校法人佐藤学園ヒューマンキャンパス高等学校の横浜学習センターにおいて、専門コースeスポーツ専攻として、2019年4月より横浜F・マリノスのプロ選手による授業を開始している。
このたび総合学園ヒューマンアカデミーでは、今後さらなる市場規模の拡大が期待されるeスポーツ業界の将来を担う人材の育成を目指し、e-Sportsカレッジを2020年4月より全国7校舎で新規開講する。
プロのeスポーツ選手を有する横浜F・マリノスと提携することにより、業界の最前線で活躍する講師陣からの実践指導をはじめ、最新の機器を揃えた最先端の教育環境を提供する。
取組内容
- 横浜F・マリノスに所属するeスポーツ選手が、e-Sportsカレッジの講師として実践指導やカリキュラム監修などを実施
- 横浜F・マリノスが実施するeスポーツの試合見学
- 「RAGE Shadowverse Pro League」の試合開催時の帯同と現場見学
- 総合学園ヒューマンアカデミーが主催するeスポーツの大会や、関連するイベントおよび体験授業等において、 横浜F・マリノスに所属するeスポーツ選手がゲスト・講師等として参加
- 横浜F・マリノスが主催するeスポーツの大会や関連するイベント等において、e-Sportsカレッジの学生が運営サポートとして参加可能に
- 横浜F・マリノスへの採用面接参加のチャンス
- 「RAGE Shadowverse Pro League」で着用する公式ユニフォームの右袖に、ヒューマンアカデミーのロゴを掲出
▲着用ユニフォームロゴ掲出イメージ
総合学園ヒューマンアカデミー e-Sportsカレッジ概要
カリキュラム
ゲーム概論Ⅰ
さまざまなeスポーツタイトルの基本ルールや知識、戦略などを実戦的に学ぶ。
ゲーム実践Ⅰ
プロチームの選手やコーチから直接指導を受け、プロの考え方や技術、戦略を学ぶ。
プロゲーマーに近づくための実践的な授業である。
コンディショニング
プロとして必要なメンタリティやフィジカル、栄養学など、コンディショニング全般を学ぶ。
プログラム基礎
エンジニアとして必要なプログラミング技術や、ゲームが作られる仕組みをより深く学ぶ。
動画編集
ストリーマーだけでなくMC・実況としても大切な技術である配信用の撮影スキルや動画編集スキル、ライブ配信時に必要なフリートークスキルを学ぶ。
プランニング
eスポーツの大会やイベントをゼロから考え企画する。
在学中から大会を自分たちで考え、告知・拡散・集客・アフターイベント設定など実践を通して一覧の流れを身に付ける。
※カリキュラムは一部変更になる可能性がある。
開講校舎
大宮校/秋葉原校/横浜校/名古屋校/大阪校/神戸校/福岡校
https://ha.athuman.com/lp/e_sports/sp/
今後の展開
総合学園ヒューマンアカデミーでは、今後も時代の流れに即した講座の開発および提供と、学生の夢の実現に向けた機会創出を行っていく。
総合学園ヒューマンアカデミー e-Sportsカレッジが横浜F・マリノスと教育面で業務提携