1978年から開催され、今回が第22回目となるヨーロッパNo.1を決定する大会、UEFA U-21 サッカー欧州選手権を放送する。
WOWOWでは6月16日(日)の開幕戦を皮切りに、グループリーグから決勝までの16試合を生中継。
さらにWOWOWメンバーズオンデマンドでは大会全21試合をライブ配信する。
23歳以下の各国の代表チーム(予選開始時点で21歳以下)による大会で、さらに今回は2020年の東京オリンピックの欧州最終予選も兼ねており、準決勝に進出した4カ国が出場権を獲得する。
今回の出場国はオーストリア、ベルギー、クロアチア、デンマーク、イングランド、フランス、ドイツ、ポーランド、ルーマニア、セルビア、スペインに開催国のイタリアを加えた12カ国。
この12カ国が4チームずつの3グループに分かれて総当たり戦を行ない、各グループの1位と、各グループの2位のうち最も成績の良かった1カ国が準決勝へと進出。同時に、準決勝に進出した4カ国には東京オリンピック出場権が与えられる(オリンピック出場資格のないイングランドを除く)。
来年のオリンピックでどの国が日本代表のライバルになるのかという点でも注目である。
また若手有望株の登竜門であり、後に欧州のビッグクラブで主力となる逸材が台頭するのがこの大会の特徴である。
前回大会では、スペイン代表からは大会最優秀選手に輝いた現レアル・マドリードのMFダニ・セバージョス、大会得点王を獲得したアトレティコ・マドリードのMFサウール・ニゲス、イタリア代表からは現ユヴェントス所属のFWフェデリコ・ベルナルデスキなどがベストイレブンに選ばれている。
ユース世代の大会だがA代表で行なわれるUEFA EUROと比べても技術・戦術ともに遜色なく、ハイレベルな試合が繰り広げられる。
過去この大会に出場し、その後世界的なスターへと飛躍を遂げた選手も多い。
元日本代表監督のヴァイッド・ハリルホジッチ(旧ユーゴスラビア代表)や、プレミアリーグの顔として長年に渡って活躍した元チェコ代表のペトル・チェフ、2000年にバロンドールも獲得した元ポルトガル代表のルイス・フィーゴ、2006年にW杯制覇を達成した元イタリア代表のアンドレア・ピルロなど、後にサッカー界の主役となる選手たちがこの大会の最優秀選手や得点王に名を連ねている。
欧州サッカー界の未来を占う大会から目が離せない。
ユース世代の欧州最強国を決めるビッグイベント『UEFA U-21 サッカー欧州選手権 2019 ~東京五輪 欧州最終予選~』、6/16(日)~6/30(日)WOWOWにて連日生中継!