株式会社ウフル(以下、ウフル)は、スポーツ×IoT事業で研究・開発中であるスタジアム・アリーナにおける観客の熱狂度見える化および取得した熱狂度を活用したアクティビティを、株式会社湘南ベルマーレ(以下、湘南ベルマーレ)が運営する湘南ベルマーレのJリーグ公式戦にて実施することとなった。
スタジアム・アリーナにセンサーを散りばめて、エリアごと・時間ごとのデータを取得することで、場内の環境の変化を捉えることができると考えたウフルは、観客の熱狂が環境変化に影響を与えていると仮説を立て、調査を続けることで、試合展開などによる盛り上がりと音量の変化が連動していることを確認した。
このような場内の盛り上がりの見える化は、企画や応援に活かしてもらうことで「熱狂的な空間にいる」「応援に参加しやすい」という状況を作り、観戦の満足度をより上げることに貢献できると考えているとのこと。
今後、様々なパートナーと協力しあい、音量の変化だけではなく、バイタルセンシングや来場者インタビューなどの多角的なデータとの組み合わせで、よりスポーツビジネスに役立つ指標を作りたいとしている。
なお、本システムではウフルのサービスである「enebular(エネブラー)」を採用し、短いサイクルでの開発・改善、効率的な設置・運営を実現している。
そのため、試合の設営や運営に影響少なく、センシングの実施を行うことが可能となった。
■実施概要
<企 画>
「SUPPORTERS’ SPRINT STATS」
スタジアムに散りばめたセンサーから取得するデータを、選手のスプリントスタッツ計測に似せた方式(閾値を超えた回数を利用)で集計し、試合中の一定時間ごとにその集計したスコアをビジョンに表示。
そのスコアを参考に、より盛り上がった空気を目指し、ホームチームの一層の後押しになることを期待。
<日 程>
2019年7月14日(日) ヴィッセル神戸戦
<スタジアム>
Shonan BMW スタジアム平塚(神奈川県平塚市) http://www.bellmare.co.jp/stadium
※湘南ベルマーレのホームスタジアム
ウフル、湘南ベルマーレの主催試合にてIoTを活用した観客の熱狂度の見える化および熱狂度を活用したアクティビティを実施