公益財団法人 全国高等学校体育連盟(以下「全国高体連」)が開催する「2020年全国高等学校総合体育大会(以下、「インターハイ」)」は、東京五輪と開催期間が重なり、全国各地で分散開催するため、開催費用不足により中止の危機に陥っている。
全国高体連は、「2020年インターハイ」の開催費用を集めるため、READYFOR株式会社が運営する日本初・国内最大級のクラウドファンディングサービス「Readyfor」にて寄附募集を開始する。
目標金額は4,000万円で、10月23日(水)23時まで寄附を募る。
インターハイは全国高体連が、1963年から毎年夏に開催しており、2019年は7月24日(水)から8月20日(火)まで開催。
毎年、全国47都道府県から6,000校以上、約36,000名の選手、監督・コーチが参加し、60万人以上の観客数を数える全国規模のスポーツイベント。
インターハイ開催中は、選手や監督、役員ら約36,000人がのべ20万泊するが、「2020年インターハイ」は、東京五輪と開催期間が重なったため、必要な数の「宿泊施設」が確保困難との予想から、当初予定していた北関東4県で全30競技を開催できなくなった。
北関東4県では11競技を開催し、残りの19競技を全国に分散して開催することになった。
開催地決定に向けては各自治体との交渉を重ね、2019年4月初めに全競技の開催地が決定したところ。
例年のインターハイでは、開催経費の7〜8割を開催地の都道府県や市町村にローテーションで負担をしていただいている。
しかし、2020年は緊急例外的に分散開催するため、開催地に対し例年のような経費負担をお願いできない状況。
「2020年インターハイ」を開催すべく、全国高体連で必要経費を確保することとなったが、多くの皆様のご協力が必要となりクラウドファンディング実施を決定した。
■プロジェクト概要
「2020インターハイ」中止の危機を救え!高校生の熱い夏を守りたい
実行者 :公益財団法人 全国高等学校体育連盟
目標金額:4,000万円
形式 :寄附型 / All-in
公開期間:2019年7月25日(木)9時 〜10月23日(水)23時(90日間)
資金使途:2020年インターハイを開催するための費用
URL:https://readyfor.jp/projects/inhigh2020
「2020年インターハイ」が、分散開催による開催費用不足により初の中止の危機。高体連が、クラウドファンディングサービス「Readyfor」にて、4,000万円を目標に開催費用を募集。