Tリーグでは、富士通株式会社の協力のもと、2019年8月31日(土)の「岡山リベッツ vs T.T彩たま」戦にて、立川ろう学校の卓球部の生徒約20名に「Ontenna(オンテナ)」(富士通株式会社)を装着しての卓球観戦を体験いただいた。
卓球台に設置したマイク音声を元に、「Ontenna」を制御するコントローラーが、卓球台で弾む球の音の大きさやリズムをリアルタイムに伝達。振動により、卓球の試合で発生する音を振動として感じていただいた。
また、同時に一般の方にも「Ontenna」を貸出。80人に近い皆様に体験いただき、これまで感じることができなかった打球の強さやリズムを体感。今まで以上に臨場感のある観戦を体験いただいた。
【 「Ontenna」について 】
・約60~90dBの音を256段階の振動と光の強さに変換して伝達。リアルタイムに音源の鳴動パターンを伝達することで、音のリズムやパターン、大きさを知覚することが可能。
・ヘアピンのように髪の毛に装着できるほか、補聴器や人工内耳を使用しているユーザも服や襟元などに取り付けて使用可能。
・マグネット式充電で容易に充電でき、利用者の負担が軽減。
・音の取得範囲を拡張する音ズーム機能により、環境によって使い分けが可能。
– 人が集まる場所などで使う場合:大きな音のみに反応(約80~90dB)
– 教室など静かな場所で使う場合:通常の会話にも反応(約60~90dB)
・複数の「Ontenna」を同時に制御できるコントローラーを活用したスマートモードを搭載。
– コントローラー自体が感知した音のリズムやパターンをリアルタイムに複数の「Ontenna」に伝達
– コントローラーのボタンを押すと複数台の「Ontenna」が同時に振動
卓球のTリーグ ×富士通 音をからだで感じるユーザインタフェース「Ontenna」で試合観戦実施