ライブリッツ株式会社と、福岡ソフトバンクホークス株式会社は、ライブリッツが開発し提供する「野球選手トラッキングシステム」を福岡ソフトバンクホークスのチーム戦略に活用すると発表した。
「トラッキングシステム」は高解像度カメラによって撮影された投球・打撃・守備・走塁動作を一括してデータ化し、AI(独自の機械学習機能)を利用して分析するもの。
トラッキングシステムで、守備範囲、守備位置、打球への反応速度、走者の塁間スピード、加速度、コースの取り方などを統計に基づき指標化することで、勘と経験に頼りがちだったプレイ分析を科学的に判断・評価することができるようになる。
ホークスは「トラッキングシステム」の2018年シーズンからの本格導入に向けて、3月中旬よりヤフオクドームや二軍球場に専用機器を設置してデータの蓄積を開始しており、「トラッキングシステム」で得られたデータを活用することで、より戦略的な守備シフトの構築や走塁技術の向上などが期待できる。
ライブリッツとホークスは、4年に渡ってIT戦略パートナー関係にあり、ライブリッツによるチーム強化システムの構築・運用が、福岡ソフトバンクホークスのリーグ優勝や日本シリーズ制覇に貢献しているとのこと。
福岡ソフトバンクホークス ライブリッツ社の野球選手AIトラッキングシステムをチーム戦略に活用