デサント、競輪用ウェア提案システムにアルテアの予測分析プラットフォームを採用

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シミュレーション、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、人工知能(AI)に関するテクノロジーをグローバルに提供するAltair(本社:米国ミシガン州、日本法人:東京都中央区、取締役社長:加園栄一、以下アルテア)の予測分析プラットフォーム「Altair Knowledge Studio(アルテアナレッジスタジオ)」で開発された、選手ごとに最適なウェアのサイズとスキンスーツ(生地)を自動的に出力する「自転車トラック競技用ウェア提案システム」を、デサントジャパン株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:小川典利大、以下デサント)が採用しました。

Altair Knowledge Studioは、高度なプログラミングを必要とせず、機械学習やニューラルネットワークを用いた複雑な分析ワークフローを作成したり、高度な統計モデルを構築できる予測分析プラットフォームです。データサイエンスの専門知識が無くても利用できます。

デサントは、公益財団法人JKAの「競輪とオートレースの補助事業」より交付された補助金による3カ年プロジェクトとして、2018年度から空力分析による最速の自転車トラック競技用ウェアの開発に取り組んできました。

プロジェクト最終年度である2020年度、風洞実験や空力解析から取得したデータを競技用ウェア開発に活かすシステム導入を目標に掲げ、これまでのプロジェクトで集めたデータを活用し、パラメータ入力によるウェア開発の最適化を図るため、複数のシステムを検証していました。

こうした中、Altair Knowledge Studioが持つ「使いやすいデータ入力画面」、「機械学習による精度高い予測」、「拡張性の高さ」などの機能が決め手となり、採用にいたりました。

このたびの競技用ウェア提案システムは、Altair Knowledge Studioが風洞試験データと選手の体形データを学習して作成した機械学習モデルがベースになっており、選手の体形データ、性別、競輪種目を入力すると、各選手に最適なウェアのサイズと生地(スキンスーツ)が自動で出力されるものです。

今後は、分析内容を広げ、さらに選手一人一人に最適化されたウェア開発を追求する予定です。

また、マーケティング部等他部署への展開や、他競技のウェア開発へ拡張し、スポーツウェア業界における競争力の強化を図ります。

デサントのR&Dユニットスポーツパフォーマンス・研究開発課の櫻井義久氏は、「これまで蓄積してきたデータから競技者に最適なウェアを提供するためにシステムを導入しました。今後は、どういった生地特性が空気抵抗に影響を及ぼすかなど、これまでにない視点からのウェア開発につながるのではないかと期待しています」と述べています。

アルテアは今後もデサントと協力してより精度の高いシステムを構築し、スポーツ選手が最大限のパフォーマンスを発揮できる商品開発をサポートしてまいります。

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