フォーミュラ1は5月1日、レース終了後のパドックの様子などを、Twitterを通じて生配信する独占生中継番組をスタートさせる事を発表した。
米Twitterは同日、30を超えるライブ動画番組の開始を発表し、F1もこれに加わる形となった。
SNSプラットフォームを使ったこの新しい試みは、第5戦スペインGP以降の2018年シーズン全9グランプリで実施される予定だ。
F1世界選手権は、すでにSky SportsやDAZNなどがレースのライブストリーミングを提供しているが、Twitterによるこの番組は、レースそのもののライブ中継ではなく、レース後にその内容を振り返って詳しく分析するポストレース番組としてライブストリーミングするとのこと。
Twitterライブショーのホストを務めるのは2016年のF1ワールドチャンピオンであるニコ・ロズベルグとウィル・バクストン。
ゲストF1レジェンドと共に、ドライバーやエンジニア、チーム代表らへのインタビューを交えながら、熱気冷めやらぬポディウムセレモニー後のパドックの模様を伝える。
ホストを務めるニコ・ロズベルグは、次のようにコメントした。
この試みは、F1ファンと潜在的なファンをエンゲージする重要なデジタルチャンネルになる。
F1の新しい方向性を見て貰えたら嬉しい。僕はF1が大好きだし、このデジタルエンゲージメントを通してF1を成長させる事ができると信じてる。Twitterのライブショーは素晴らしい一歩だと思う。
F1の公式Twitterは現在、360万人のフォロワーを抱えており、更なる発信力の強化が期待されている。
また、TwitterのライブショーはF1アカウントをフォローする事で日本からも視聴可能だが、放送はすべて英語となる。
F1、SNSを通じた独占生中継番組「Twitter ライブショー」を発表。ロズベルグがホスト、第5戦スペインGPより開始 | F1ニュース速報