5月4日に、Jリーグ初主催のeスポーツ大会「明治安田生命eJリーグ」決勝ラウンドが行われた。
「明治安田生命eJリーグ」は、米エレクトロニック・アーツのサッカーゲーム「FIFA18」で競う大会で、今季のJ1に所属している15クラブを用いて行うトーナメント形式の大会である。
決勝は、浦和レッズの「かーる」選手とサガン鳥栖のアヤックス・ボブ選手が対戦。
浦和レッズのかーる選手が、サガン鳥栖のアヤックス・ボブ選手を2-0で下し、記念すべきJリーグ25周年に合わせて開催されたeJリーグの初代王者に輝いた。
今大会に優勝したかーる選手は、FIFAが主催する8月のeスポーツ国際大会「FIFA eWorld Cup 2018」へとつながる世界予選「Global Series Playoffs」への参加資格を獲得した。
プロのゲーミングチームに所属しているという埼玉県出身のかーる選手は、FIFA歴5年で現在26歳。
「記念すべき第一回で優勝できて、とても嬉しかったです」と喜びを表し、「あまり日本国内でFIFAの大会というのはなかったので、こうやってJリーグとFIFAが連携して開催された大会で、埼玉県民、浦和レッズ代表として戦えてうれしく思います」と話した。
また、表彰式にはJリーグの村井満チェアマンも登壇し、Jリーグのeスポーツ参入について次のように話した。
インターネットを通じて数多くの方に視聴していただいた。サッカーの臨場感や迫力を見ることができて、こういう機会を通じて、実際にリアルのサッカーに関心を持ってくださる方が増えたらいい。
年齢の問題や、男女一緒にすることが現実的になかなか難しいとか、レジェンドのプレーをもう一回見てみたいとか、リアルのサッカーになし得ないことがいっぱいあるので、eスポーツを通じてサッカーの楽しさを多くの人に触れてもらいたい。
サッカーの面白さを多くの人に知っていただくだけで、十分価値がある。
かーる選手(浦和レッズ)が初代王者に輝く!!!【明治安田生命eJ.LEAGUE】:Jリーグ.jp
eJリーグ初代王者はプロゲームチーム所属かーる – サッカー : 日刊スポーツ