韓国のソウル市が、新たな韓流ブームを巻き起こしているコンピューターゲームの対戦競技「eスポーツ」を市の観光商品として開発するとし、韓流体験プログラムの一つとして外国人対象の「eスポーツツアー」を試験実施すると明らかにした。
ツアーは5月から12月まで毎月1回、外国人観光客15人を招いて行われる。
麻浦区にある韓国最大級のeスポーツ常設競技場と韓国eスポーツの歴史や人気プロゲーマーの業績などを紹介する「eスポーツ名誉の殿堂」を見学した後、海外で人気を呼んでいる韓国のゲーム「バトルグラウンド」の競技を観戦する。
初回のツアーは9日に行われ、英語通訳が付く。
ソウル市は今年いっぱいツアーを試験実施し、観光商品化の可能性を確かめる計画だ。
外国人のツアー申し込みは市の韓流観光サイト(hallyu.visitseoul.net)からでき、参加者はソウル滞在の期間や目的などを踏まえて選ばれるという。