2018年2月9日に平昌冬季オリンピックの開会式で行われたLEDドローンによるパフォーマンスにおいて、「同時に飛ばしたドローンの数」でギネス世界記録を更新した。
その数はなんと1218機。2017年にE-hangが記録した1000機を上回った。
このショーで使われたのはインテル社が開発したLEDドローン「Shooting Star」である。
「Shooting Star」は重さ330グラム、ローターの直径が15センチの小型クワッドコプター。
無数の色の組み合わせを生み出し、あらゆるアニメーション用に簡単にプログラムできるLEDライトを装備している。
2015年に100台のドローンを同時に飛ばすと、2016年には500台の同時飛行に成功。さらに「Shooting Star」でのライトショーを世界各地で行っており、2017年のスーパーボウルのハーフタイムショーでも披露した。
ライトショーのプログラムは専用のアルゴリズムを使って数日で作成できるといい、ライトショーでのドローンの制御は1人のパイロットが地上で行っている。
Intel Drone Group副社長兼ゼネラルマネージャである Anil Nanduri氏は以下のようにコメントしている。
オリンピックでは、インテルのドローン達が華をそえ、役割を果たせることを光栄に思っています。オリンピックに参加する選手を応援しつつ、世界中の人々に影響を与えるドローン技術の革新と開発を続けていきます。
Intel Drone Light Show Breaks Guinness World Records Title at Olympic Winter Games PyeongChang 2018
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