日本財団パラリンピックサポートセンター(以下、パラサポ)は、「パラスポーツメッセンジャー」の講演依頼を受け付けるWEBサイトを公開した。
パラスポーツメッセンジャーとは、昨年10月よりスタートした、パラアスリートや指導者を対象としたスピーチトレーニングプログラム「パラスポーツメッセンジャー育成プログラム」を受講し、修了認定された者。
パラスポーツの認知度向上からパラアスリートへの講演依頼が増えてきている一方、講演にあたって十分なスキルや経験を持つパラアスリートが少ないという現状があったため、このようなプログラムを開始したのだという。
2018年4月時点で、29名の受講、8名の修了者を輩出した。
パラサポは、本プログラムの修了者であるパラスポーツメッセンジャーの講演機会を拡大するため、WEBサイトにて希望する修了者を講師として紹介し、講演依頼を受け付ける仕組みを構築。
専門のトレーニングを受けたパラスポーツメッセンジャーが想いを伝えることで、聴衆の心を動かし、講演を聴いた人たちが行動を起こすことでインクルーシブ社会の実現を目指す。
パラサポ内・パラスポーツメッセンジャー事務局では法人・団体様からの講演依頼を当サイトより受け付けており、実施可能の場合は事務局より講師またはマネージメント会社を紹介する。
また、当サイトを通じて講演を依頼した団体には、日本財団パラリンピックサポートセンターの発行物である「パラサポ新聞」や「パラスポーツマガジン」を当日用資料として送付するとのこと。
講師には、アテネパラリンピック金メダリスト齋田悟司(車いすテニス)、リオパラリンピック代表秦由加子(トライアスロン)らがいる。
パラスポーツメッセンジャーWEBサイト公開~スピーチトレーニング修了したパラアスリートへの講演依頼を受付~