8月にインドネシア・ジャカルタで開催されるアジア競技大会のeスポーツタイトルが発表された。
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選ばれたタイトルについて、関係者はおおむね順当と評価する一方、コナミデジタルエンターテイメントの「ウイニングイレブン(海外名はPRO EVOLUTION SOCCER 2018)」が国内メーカータイトルとして唯一選ばれたことに驚きの声も出ているという。
なぜならウイイレは日本でこそサッカーゲームの中で売り上げナンバーワンだが、世界ではFIFAシリーズ(エレクトロニック・アーツ)の方が売れており、ユーザー数の多さからeスポーツの世界でもサッカーゲームといえばFIFAシリーズと相場が決まっていたからだ。
FIFAシリーズは、アジア大会と同じアジア・オリンピック評議会(OCA)が主催する「アジアインドア・マーシャルアーツゲームズ」(旧アジア室内競技大会)では、eスポーツがメダル種目となった2007年の第2回大会からずっと競技タイトルとなっていた。
しかし、昨年9月にトルクメニスタンで開かれた第5回大会では、急きょ競技タイトルから消えたという経緯がある。
ある関係者はその際「なぜFIFAが入らなかったかみんな不審に思った」という。
許諾が取れなかったのか、あるいはなんらかの不都合があったのかさまざまな臆測を呼んだ。