近年、加速度的に注目度を増しているeスポーツ。中でも「シャドウバース」はプロリーグが開幕するなど、日本でのeスポーツ界を一歩リードするタイトルだ。
「AbemaTIMES」にて、シャドウバースで活躍する日本のトッププレイヤーであるEnju、Surre、みずせの3人に、eスポーツの現状と目指す未来を語ってもらったインタビュー内容が紹介されている。
シャドウバースのトッププレイヤーが語るeスポーツの今と未来
――みなさんはeスポーツの最前線にいる方々です。実際eスポーツの世界に身を置いてみて、いかがですか?
Enju:シャドウバースを始めるまで、ゲームで勝ってお金が入る世界があること自体を知りませんでした。eスポーツという言葉すら聞いたことがなかったんです。それがRAGEという大会で優勝したら、賞金400万円をもらえて…。正直信じられませんでした。
みずせ:自分は昔、野球をやっていたんです。当時はeスポーツという言葉も知らなかったんですけど、いざやってみたら、会場の熱気は野球にも負けないくらい盛り上がっていたんです。これからどうなっていくのかが楽しみで仕方がないです。
Surre:趣味として始めたカードゲームが仕事になったことに何よりも驚きを感じています。プロとして活動できることに喜びも感じていますが、まだ動揺も隠せない状態ですね。
――最近はeスポーツがテレビで特集されることも増え、注目度が増しています。
Enju:RAGEも開催されるたびに参加人数が増えて、規模も会場もどんどん大きくなっています。最初、eスポーツに興味がなかった友達も、最近は一緒に参加するようになったりしているので、認知度も上がっているのを感じますね。
Surre:昔はeスポーツと言うと格闘ゲームが中心だったんですが、最近ではサッカーやカードゲームなど、どんどんジャンルが広がっています。今後も広がっていくと思いますし、オリンピックの競技になるんじゃないかという話も出ています。もし実現したら、沢山の人が金メダルを狙えるっていうことですよね。
みずせ:自分は今度世界大会に出場するので、そこで優勝してもっと盛り上げていきたいです。
――シャドウバースはeスポーツの中でも人気があるタイトルです。
みずせ:自分はシャドウバースが初めてのカードゲームだったんですけど、学生なのでお金がなかったんです。課金をしないでもカードをたくさん手に入れられて、デッキを組めるのが魅力的だと思います。
Enju:戦略や駆け引きがかなり重要なゲームなんですが、ある程度運の要素があって、初心者が上級者に勝つこともありうるので、プレイ人口が多いのかなと思います。
Surre:他のカードゲームは相手のターンのときに割りこんだりする必要がありますけど、このゲームは自分のターンの時だけ動けばいいので、じっくりと考えることができるんです。そこが初心者でも始めやすい要素になっている気がします。
――5月にシャドウバースのプロリーグが開幕しました。
Enju:プロリーグの開幕戦を戦わせていただいたんですが、残念ながら負けてしまいました。正直今はリーグの試合で精一杯なところはありますが、もっとリーグを安定させるために活動していきたいと思っています。
みずせ:自分はプロではないんですが、しっかりとプロリーグを応援して支えていきたいですね。
Surre:今までは山形で別の仕事をしていたんですが、退職して上京し、プロになりました。まずは前職を超える収入を得ることができたら成功だと思っています。妻もおりますので、失敗するわけにはいきません。プロリーグの第一人者として、リーグを盛り上げていけるようにしたいと思っています。
――ありがとうございました
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