これまで、長時間海の中に潜るためには酸素タンクを背負わなければならなかったが、クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で資金を募っているダイビングシステム「NOMAD」は、タンクなしでのダイビングを可能にした。
「NOMAD」は本体と40フィート(約12m)のチューブからできていて、本体部分を水上に浮かべたまま、ダイバーはチューブだけで潜る。すると本体部分内臓のエアーコンプレッサーで水上から水中のダイバーへと空気が送り込まれるという仕組みだ。
チューブの長さが12mなので潜れる深さは最大35フィート(約11m)ほど。充電が満タンの状態であれば約1時間の動作が可能である。
充電は付属のケーブルだけでなく、ソーラー充電もできるようになっている。
「NOMAD」は重さが8kgほどあるが、バックパックのように背負えるようになっているので、徒歩や自転車での移動の際にも持ち運びが便利である。
製品紹介の動画では、女性が「NOMAD」を背負ったままスケートボードに乗る様子が映っていた。
NOMAD by bLU3 | Ultra-portable tankless dive system