オンラインバトルロイヤルゲーム「Fortnite(フォートナイト)」を提供しているEpic Gamesは、2018年後半から始まる公式大会の賞金プールに1億ドル(約110億円)を提供すると発表した。
フォートナイトは100人が同じフィールドの中で戦い、最後の1チームになるまで生き延びるという人気のバトルロイヤルゲーム。
誰が誰と戦うのかは全く分からず、広いフィールドの中で戦況は常に変化するため、試合の編成や実況は一般的なeスポーツよりも難しいものがある。
Epic Gamesが1億ドル(約110億円)という大金を用意できた背景には、2018年4月から利用可能になったフォートナイトのモバイル版の成功がある。
アメリカのマーケティング調査企業・センサータワーの推計によると、Epic GamesはiOS版配信直後の初月で2500万ドル(約28億円)の売上げを得ており、平均して1カ月あたり100万ドル(約1億1000万円)の売上げが見込めるとのこと。
モバイル版フォートナイトは記事作成時点でiOS版のみのリリースとなっているが、2018年夏に予定されているAndroid版もリリースされると、2018年末までの売上げは総額5億ドル(約550億円)以上に達するだろうとセンサータワーは予想している。
100億円以上というeスポーツ界トップクラスの賞金がフォートナイトの公式大会にかけられるとEpic Gamesが発表 – GIGAZINE