合同会社DMM.com、株式会社STVV、株式会社Candee、トランスコスモス株式会社の4社は、STVVが運営するサッカーベルギー1部リーグシント=トロイデンVVにおいて、スタジアムのICT化を目指した「Connected Stadium(コネクテッドスタジアム)事業」を開始。
Connected Stadium事業は、スタジアムをICT化することで、スポーツ観戦の利便性を高め、試合前から試合終了後まで楽しむ事ができるコンテンツやサービスを提供することを目的としている。
4社はスタジアム内の高速インターネット環境のもと、デジタル技術により、観戦チケット購入や駐車場の予約、スタジアムでのグッズ、飲食の購入などがスマートフォン一つで完結できるSTVV公式アプリの開発をすすめている。
さらに、スタジアムを起点に周辺地域やコミュニティの活性化にもつなげることも目指す。
STVV(シント=トロイデンVV)は、1924年創立のベルギー・プロ・リーグ1部に所属するサッカークラブで、DMMは2017年11月にSTVV(シント=トロイデンVV)を運営する株式会社STVVの経営権を取得。STVVへのIT支援、及び開発リソースの提供やファシリテーションを担当し、Connected Stadium事業を推進する。
STVVはこれまでのサッカークラブ運営によるノウハウの提供や、コンテンツ導入後の現場運営を担当するとしており、Candeeは海外スポーツ領域の動画マーケティング支援の実績を元に、Connected Stadium事業全体のマネジメント、STVV公式アプリのコンテンツ提案・支援を、トランスコスモスはSTVV公式アプリの開発および運用を支援するとのこと。
また、トランス・コスモスの子会社であるplayground株式会社が提供する電子チケット発券システム「QuickTicket」の導入や、スタジアムで利用するローカル通貨であるJetonのデジタル化、動画をはじめとするデジタルコンテンツの拡充と販売面の強化など、テクノロジーの導入コンサルティングから運用までも提供。
こういった各社の強みを生かして、4社は合同でConnected Stadium事業を進め、日本のIT技術を活用し新たなスポーツ体験を提供していく。