兵庫県加古川市にあるトレーニングジム「トップラン」で、バーチャルリアリティー(VR)技術を活用した機器「ICAROS(イカロス)」が5月から運用されているとのこと。
イカロスは、ドイツのスタートアップ企業Icaros GmbH社が開発したもので、特別なVRゴーグルを着けて、スカイダイビングなどの映像を楽しみながら運動する機器である。
手足を台に乗せてうつぶせになり、VRゴーグルを装着すると、選択したモードに応じて雪山が連なる空や、魚が泳ぐ海底の映像が出現。
手元のボタンで前進するスピードを調整しながら、スカイダイビングなどを楽しむことができ、全身の向きを上下左右にゆっくりと動かして進む方向を調整するため、首から腰までの体幹を鍛えられるという。
ゴールまでの到着時間や、空中の的を撃ち落としたポイントを競うゲームモードもあり、VR空間でゲームに夢中になるうちに無意識に体が引き締められる。
同ジム代表の原田健司さんは「スタッフからアドバイスを受けながら操作できるので、VR機器が初めてでも気軽に体験してほしい」と話している。
神戸新聞NEXT|東播|大空、海底…VRで体幹鍛えよう 加古川のジム