富士通株式会社は、スポーツ分野におけるICTを活用した映像検索・分析事業を会社分割し、RUN.EDGE株式会社を設立することを4月に発表。6月12日より市場の成長が見込まれるスポーツ分野に特化した事業を開始する。
新会社のRUN.EDGEは、富士通がこれまで培ってきたスポーツ分野向け映像検索・分析のコア技術をベースに、スカイライトコンサルティング株式会社のスタートアップ経営手法を取り入れ、スポーツアナリティクス分野に特化することでビジネスの機動力を高め、スポーツ分野のICTビジネス拡大を図っていくとしている。
具体的には、これまでに国内外のプロ野球球団に提供してきた、映像データを活用した分析サービス(SaaS)の機能強化を図るとともに、そこで培った技術やノウハウを用いて、サッカーをはじめとするほかのスポーツ領域にも、幅広く展開していくとのこと。
また、RUN.EDGEの代表者には、2015年から富士通のデジタルイノベーターの先駆けとして、スポーツ分野のデジタルビジネスに取り組んできた若手リーダを起用し、スタートアップとしてスピード感ある事業展開を進めていく。
SportsAnalyticsを専門とする新会社「RUN.EDGE」が事業開始:富士通