YouTubeで動画を見るとき、見たい動画の前にプレロール広告という動画広告が流れる。
これは住んでいるところやユーザーの趣味嗜好に近い広告が出ているはずなのだが、早くメインの動画を見るためにスキップすることが多いのではないだろうか。
そんななかベルギーのスポーツチャンネルであるPlay Sportsは斬新なプレロール広告を打ち出していた。
それは、ユーザーが動画を見るときに、リアルタイムで行われているサッカーの試合をプレロール広告として配信するというもの。
スタジアムとブロードキャスト、サーバーをつなげることで、その仕組みを作った。
試合の90分間に145,484人がこのプレロール広告を視聴したのだが、多くの人が興味を惹かれた。
広告なので試合のほんの一部しか見られず、すべて見るならPlay Sportsで見ることになる。
結果的に、リアルタイムで行われているサッカーの試合の続きを見たい人が多く、契約申し込みが417%増になったという。