インターネットでゴルフのワンストップ・サービス(見る・買う・行く・楽しむ)を展開する株式会社ゴルフダイジェスト・オンラインは、アメリカ No.1のゴルフレッスンチェーン「GOLFTEC」を運営するGolfTEC Enterprises LLCを7月2日に子会社化したと発表した。
GTEは米国コロラド州デンバーに本社を置き、ゴルフ上達のための最新トレーニングメソッドを提供する全米最大のゴルフレッスンチェーン「GOLFTEC」を運営。
T(テクニック:正しいスイング)、E(エキュイップメント:正しいクラブ)、C(コンディショニング:正しい身体)の3つの考え方に基づき、ゴルファーのスキル向上を目指しており、世界7か国(アメリカ、カナダ、メキシコ、香港、シンガポール、韓国、日本)で直営店・FC店約190 店舗でゴルフレッスン事業を展開している。
最先端のテクノロジーが生まれ、多くのゴルフ関連メーカーが本社を置く最大のゴルフマーケットである米国に、今回のGTE子会社化を足掛かりとして進出。
GDOのプレゼンスを高めるとともにさらなる海外事業の拡大を進めていくという。
米国ではゴルフ用品などを販売する小売店がレッスンサービスを開始するなど、急速に「体験」を通じた用品販売が増加、従来型小売業からの脱皮が図られている。
その流れを受け、日米ともにGOLFTEC店舗での「レッスン+フィッティング+クラブ販売」という体験型用品販売を強化することにより、レッスンとギアの両面からゴルファーの真の上達をサポートする。
また、日本市場においてインドアレッスン市場は堅調に伸びており、室内練習場およびレッスン施設数は東京では全体の55%、大阪では33%、全国で見ても16%まで増加している(2017年度レジャー白書)。
GDOはこの市場の伸長を土台に日本でも更なる店舗数拡大とオペレーションノウハウの蓄積を続け、それらのノウハウを米国の店舗運営に還元するという好循環を図っていくとのこと。
GDOはこれまで、国内350万人を超える会員のデータベースをもとに精度の高いマーケティングと顧客ニーズに寄り添ったきめ細かいサービス提供してきた。
GDOが保有するそれらの会員データや国内外2,000コース以上のゴルフ場情報、GTEが展開する世界中の店舗においての現役ゴルファーのスイングデータは、ゴルフ軸のBIG DATA「GOLF LIFE LOG DATA」として、同社グループの今後の発展のために大きな財産となると考えている。
GDO、アメリカでNo.1のゴルフレッスンチェーンを運営するGolfTEC Enterprises LLCを子会社化 | ゴルフダイジェスト・オンライン