パシフィックリーグマーケティング株式会社は、PLMが運営する「パーソル パ・リーグTV VR」を、Supership株式会社が2018年7月25日より提供開始するスタジアム観戦VRプラットフォーム「XRstadium(エックスアール・スタジアム)」において、配信開始することを発表した。
PLMでは、パ・リーグ6球団の試合をWeb上でライブ配信するリーグ公式動画配信サービス「パーソル パ・リーグTV」などインターネットサービスを通して、野球の新しい楽しみ方はもちろんのこと、球場での新しい体験、インターネットでの新しい体験など、時代の環境変化に合わせた新しい価値を提供している。
今回、XRstadiumを通じて、よりリアルな観戦体験という新たなプロ野球の楽しみ方を全国のファンに届けるべく、リーグ公式のVR配信サービス「パーソル パ・リーグTV VR」を開設した。
同チャンネルでは、今シーズンで30試合以上のリーグ公式戦をライブおよびビデオにて配信する予定だという。
さらに、「パーソル パ・リーグTV VR」は、株式会社ヴァリックが運営する複合カフェ「快活CLUB」の全356店舗(2018年7月25日時点)における「『VR THEATER』見放題プラン」においても配信される。
Supershipが開発した「XRstadium」は、スポーツや音楽などをスタジアムで観戦する体験を、仮想現実技術を用いて自宅などのスタジアム外からVR(Virtual Reality)空間で楽しむことを可能にした、スタジアム観戦VRプラットフォーム。
今回、提供を開始する「パーソル パ・リーグTV VR」では、VR空間の観戦用に撮り下ろした複数のカメラアングルを提供し、XRstadiumのユーザー自身のタイミングで自由に切り替えてプロ野球観戦ができるほか、試合の速報や選手情報、シーズンの成績などの情報を閲覧することができる。
また、VR空間内においてもスタジアムでの観戦と同様に、離れた場所にいる家族や友人と音声で会話を楽しみながらスポーツのライブ観戦が可能となっている。
XRstadiumは、VRにおける空間伝送のための通信技術、撮影技術、UIUXでのリアリティ感の再現などの課題をSupership独自の技術で解決し、すべてのスポーツ・音楽ファンが、3次元のリアルタイム中継を通じて、あらゆる場所で自身のスタイルに合わせた形でスタジアムでの臨場感あふれるエンターテインメントを楽しむことができるプラットフォームとなる。
パ・リーグの公式チャンネルがVRプラットフォーム「XRstadium」に登場