ライブリッツ、日本野球機構とプロ野球記録の利活用基盤を構築

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ライブリッツ株式会社は、一般社団法人日本野球機構(NPB)が蓄積するプロ野球の記録データを、研究や新サービス開発のために企業および研究機関が利活用できる基盤「NPB Baseball Data Innovation Platform(1.0版、以下NPB BIP)」を構築した。

2018年4月より提供を開始し、現在3社が利用しているという。

近年、日本プロ野球界では、統計学のひとつであるセイバーメトリクスや、投球や打球の軌道を測定する機器トラックマンなどの導入が進み、戦略・戦術立案へのデータ活用・分析が競われている。

NPBは公式記録や関連データの価値の高まりを受け、AI・画像解析といった先端技術や新しい発想を持つ企業・研究機関などにデータを提供し、プロ野球の情報や記録データの普及を進め、プロ野球の新たな魅力を生み出す新技術や新サービスを協創したいと考えていた。

ライブリッツは、複数のプロ野球球団に対してIT戦略的パートナーとしてチーム強化システム「Future Fastball」の構築・運用を手掛けている。

「Future Fastball」は、公式記録やトラッキングデータを統合し、セイバーメトリクス等の指標を利用して科学的な分析を可能にするシステム。

導入した球団はリーグ優勝や日本シリーズ制覇という実績を挙げている。

また2018年4月にはAI・IoTを活用したトラッキングシステム「Fastmotion」を構築し、日本球界では取得できていなかった守備や走塁動作等のデータ化に初めて成功した。

ライブリッツはこれまでに培った知見や経験、技術力を活かし、NPBと共同でNPB BIPを開発・構築するに至ったとのこと。

NPB BIPの利用者は、1995年からの20年以上におよぶプロ野球記録、セイバーメトリクス指標、選手やチームの多種多様な成績データを自由に取得、加工、保存することができる。(2018年7月現在)

今後は、一球速報データ、選手やチームの守備や走塁に関するトラッキングデータなどを収集、集計し、提供データの拡充を目指すという。

ライブリッツは、NPBとともにNPB BIPの付加価値をより向上させるため引き続き改善を進めるとしている。

また、NPB BIPの豊富なデータを利用し、選手の能力や特長を表現する新しい指標の開発や、野球ファンに向けたコンテンツ配信等の新規サービス創出を目指すとともに、今回の経験を活かし、他競技におけるデータ活用の促進支援を検討していく。

サービスの特長
-豊富なデータ:NPBが蓄積した20年以上の記録データ、セイバーメトリクス指標、多種多様な状況別成績
-高い利便性:インターネットに接続できる環境があれば一週間で利用開始
-セキュアな環境:セキュアなHTTPS通信によるWeb APIにてデータを提供
-開発環境の提供:データの利用に加え、データベース構築やプログラミング開発・実行の環境も利用可能
-安価な利用費:月額利用費は3万円から ※研究・開発・試用運転用途に限る。商業利用目的は別途契約が必要

サービス活用例
野球に関する以下のようなコンテンツやそれを利用した新しいサービスが創出されることを想定。
-試合の速報や結果情報のテキストデータの自動作成
-野球情報、試合のスコアや実況の自動音声化
-AIスピーカーやチャットボットによる野球情報の自動応答
-映像用テロップやグラフィックデータの自動生成
-プレイ結果のアニメーションの自動作成

日本野球機構と プロ野球記録の利活用基盤「NPB Baseball Data Innovation Platform(1.0版)」を構築

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