米国のサングラス・スポーツゴーグルのメーカーとして知られるSpyがスキーゴーグル「EC Goggles」を公開した。
このゴーグルはバンドの横についてあるボタン一つでレンズの遮光度合いを3段階で調整できるというもの。
晴れていて太陽が眩しいときには暗くしたり、曇りで薄暗いときには明るめにするなど、あらゆる光の状態に対応することができる。
エレクトロクロミック技術を活用した「One Lens」を搭載しており、ボタンを押すことで、二重になったレンズの間にあるフィラメントに電子パルスが送られる。
この電気パルスでフィラメントが変化し、光の透過率を変えることができるようになっている。
バッテリーは2時間フル充電することで、150回の調整が可能だ。さらにバッテリーを含むモジュールはわずか25グラムと軽量である。
ボタンの近くにあるLEDインディケーターではバッテリーの残量も確認できる。
グローブをわざわざ外さなくても、装着した状態で簡単に操作できるようになっているのは、スキーヤーにとってもありがたい。
気になる価格はまだ発表されていないが、発売が楽しみだ。
SPY’s new electrochromic ONE Lens