KDDI株式会社は、有望なベンチャー企業への出資を目的とした「KDDI Open Innovation Fund 2号」を通じて、スポーツ領域におけるデータマネジメントサービス「ONE TAP SPORTS」を提供する株式会社ユーフォリアに出資したと発表した。
ユーフォリアは、2012年からスポーツ領域に特化したSaaS型データマネジメントサービス「ONE TAP SPORTS」を開発・提供しているスポーツ・テック企業。
「ONE TAP SPORTS」は、試合や練習を通じて得られる行動データに加えて、食事メニューやケガの状態など組み合わせて分析することにより、トレーナー・コーチ・監督等の指導者を通じたアスリートへの適切な指導やアドバイスが可能だ。
これまでもラグビー日本代表をはじめ、10以上の各競技の日本代表チームや、200を超えるチーム、約6,000名のトップアスリートの「コンディション管理」「パフォーマンスの向上」の実現をサポートしている。
また、ユーフォリアは「ONE TAP SPORTS」の取り組みを通じて得た知見を、学生スポーツや一般の方のスポーツにも展開を進め、日本のスポーツ産業の発展に貢献していくという。
KDDIにおける本出資は、5G時代を見据え、今後ビッグデータ活用が期待されるスポーツ領域における新たなスポーツビジネスの共創に向けた取り組み。
今後、KDDIが有するビッグデータ分析・活用ノウハウや、通信技術、販売網などを組み合わせることで、両者でスポーツ現場におけるさまざまな課題を解決していくとのこと。
KDDI、スポーツデータマネジメントサービス「ONE TAP SPORTS」提供のユーフォリアに出資