日本財団パラリンピックサポートセンター(パラサポ)は、東京2020パラリンピック出場を目指す選手と私たちをつなぐ「OEN-応援」サイトを公開。
サイト上で“選手のいま”が集まる『#oen2020』プロジェクトを開始した。
東京2020パラリンピックまであと2年となり、マスメディアでもパラリンピックやパラスポーツの話題が徐々に増えている一方で、WEBメディアでは依然としてパラスポーツの記事は少ないという状況を踏まえ、「OEN-応援」サイトは、スマホを中心に情報収集する10代~30代へもパラリンピック、パラスポーツへの接点を広げていくことを目指している。
日本がパラリンピックムーブメントを活かし、インクルーシブ社会へシフトするためにも、これまでパラリンピック、パラスポーツに接点がなかった方々に、東京2020パラリンピック出場を目指す選手や競技を知ってもらい、応援の力で選手や大会を盛り上げること、そしてみんなの応援がエネルギーとなって選手に伝わり、選手の驚異的なパフォーマンスを引き出すこと、その選手から発信される勇気、強い意志、公平とインスピレーションというパラリンピックの4つの価値が多くの方に伝わることが重要だという。
「OEN-応援」サイトは、パラリンピックの起源や価値、東京2020パラリンピックの会場、競技、注目選手等を分かりやすく紹介。
コラムでは、選手のインタビューをはじめ、その活躍を支える人にも注目し、東京2020パラリンピックに関連する情報を様々な角度で伝えていく。
また、動画も順次公開する予定で、インタビューやドキュメンタリー、競技紹介など、モーショングラフィックを取り入れたグラフィカルな映像で発信力を高め、SNSでの拡散も視野にコンテンツを展開していくとのこと。
『#oen2020』プロジェクトは、競技団体にも協力を頂き、まずは“選手のいま”を発信していくことで、選手や競技への興味・関心を喚起できるように、「OEN-応援」サイトで選手の『#oen2020』つきInstagram、Twitter投稿を集めるプロジェクト。
2020年に向けて選手のトレーニングや遠征先の様子、日々の出来事、想いなど、様々な競技の“選手のいま”が集まることで、東京2020パラリンピックが盛り上がるきっかけになることが期待される。
また、 「OEN-応援」サイトでは、選手や競技をより身近に感じてもらえるように、2020年の東京パラリンピックに向けて、Photoプロジェクトもスタート。
「選手に寄り添い、選手と共に歩む」というテーマで、選手の自然体、ふとした瞬間を撮りおろす企画を継続していくとのこと。
これまで、ブラインドマラソン(T12クラス)の世界記録保持者であり、リオ2016パラリンピック・女子マラソン(T11-12クラス)銀メダリスト・道下美里選手、リオ2016パラリンピック・陸上400m(T47クラス)銅メダリスト・重本沙絵選手、車いすバスケットボールのU-23日本代表で東京2020パラリンピック出場を目指す高柗義伸選手を撮影。
今後も東京2020パラリンピックを目指す選手たちを撮影し、サイト上で定期的に発表される。
東京2020パラリンピック・応援サイト「OEN-応援」| パラサポ