WOWOW開局以来、世界最高峰のボクシングを充実の解説・実況陣とともに紹介し続けている「エキサイトマッチ~世界プロボクシング」。
今回はボクシング界の2大スーパースター、ゲンナディ・ゴロフキンとサウル・カネロ・アルバレスの1年ぶりの再戦となる世界タイトルマッチをアメリカ・ラスベガスより生中継する。
会場となるT-モバイル・アリーナは、2016年にできた約2万人を収容できる新しいアリーナで、ガンズ・アンド・ローゼス、ジョージ・ストレイト、レディー・ガガ、ケイティ・ペリーら世界的に著名なアーティストのライブも行なわれる。
ボクシングのビッグマッチは、2017年に行なわれた2人の第1戦以来。
全世界注目の再戦に、記録的な観客動員となることは間違いない。
WBAスーパー、WBC世界ミドル級王者のゴロフキンは、アテネ五輪で銀メダルを獲得後、2006年にプロデビュー。
39戦中38勝(34KO)無敗。世界王座の防衛記録は通算20回を誇るミドル級の絶対王者で、変幻自在なストレートとその破壊力が持ち味だ。
一方のカネロ・アルバレスは52戦49勝34KO。2階級制覇に成功しており、世界的に絶大な人気と実力を誇っている。
ゴロフキンVSカネロは、現在のボクシング界では世界最高のカードと呼び声が高い。
昨年9月に2人が行なったタイトルマッチでは、フルラウンドにわたる名勝負を繰り広げたが結果はドロー。
この初戦の試合展開から、今回はゴロフキンが優勢と見る者も多いが、36歳のゴロフキンに対して28歳と年齢的にピークのカネロが有利との予想も少なくない。
また、ゴロフキンとは4月にWBAミドル級王座を初防衛した村田諒太が対戦を切望しており、今後期待のカードにもつながる一戦だ。