株式会社Gzブレインのゲーム総合情報メディア「ファミ通」は、国内においても注目度が日々高まりを見せているeスポーツについて、全国47都道府県に在住する5~69歳男女2万人超を対象に実態調査を行った。
eスポーツについて、「言葉を聞いたことがある、知っている」、「直接会場で観戦、もしくは、動画などで視聴したことがある」、「参加者(プレイヤー・監督など)として参加・出場したことがある」、「どれにもあてはまらない」のいずれにあてはまるか回答してもらったところ、調査対象である5~69歳のうち、41.1%がeスポーツを認知していることがわかったという。
同テーマで2017年9月に行った調査では、14.4%という結果だったが、およそ1年弱で約3倍に上昇したことになる。
性別に見ると、男性6割、女性4割と、男性の認知度の割合が高くなっているが、2017年9月の調査では女性がおよそ3割であったため、女性の認知がより広がっていることが伺える。
また、「eスポーツを直接会場で観戦、もしくは動画などで視聴したことがある人」は382.6万人となり、eスポーツを認知している人のおよそ10人に1人という結果になった。
年代別では、20代、30代の割合が大きく、両世代を合計すると全体の半数以上となっている。
さらに、「参加者(プレイヤー・監督など)として参加・出場したことがある人」は53.9万人で、認知度、視聴者数、参加者数のいずれにおいても2017年9月の調査より大幅に増加している。
これは、この1年で、プロライセンスの発行が始まり大会数が増加したことや、アジア競技大会でのデモンストレーション競技採用など、様々なメディアでeスポーツについて取り上げられるようになったことが理由のひとつと推察される。
eスポーツ認知度は41.1%に。1年弱で約3倍に急上昇! ~2万人大規模リサーチ!国内eスポーツの実態調査、結果発表。~