NTTドコモが市民マラソンや駅伝で活用できるランナー位置把握システムを開発

0 780

株式会社NTTドコモは、無線低消費電力通信のBluetooth(R)Low Energy(BLE)を用いた位置情報把握サービス「Location NetTM」を活用したランナー位置把握システムを開発した。

2020年に向けスポーツに対する世の中の気運が高まる中、ドコモはこれまでに、Location Netを活用し、「KOBEスマートランニングサービス」(※1)の実証実験や、「屋内型運動データ測位システム」(※2)の実証実験などを通じて、一般市民の方がより快適にかつ効果的にスポーツを楽しむことができるサービスの創出を行ってきた。

※1「KOBEスマートランニングサービス」とは、マラソンのランナーが専用のBLEタグを持って走ると、コース上に設置された6つの検知器が信号を受信し、対応するアプリをダウンロードしたスマートフォンに現在地や走行タイムなどを表示するもので、神戸市および株式会社アシックスとともに行った実証実験。

※2「屋内型運動データ測位システム」とは、体育館内の4か所に設置した測位センサーとUWB(Ultra Wide Band)タグを用いて、UWBタグを装着したプレーヤーの位置を測位するもので、神戸市および株式会社アシックスとともに行った実証実験。

本システムは、マラソンなどのランナーが身に着けるBLEタグを、計測ポイントに立つ計測員のスマートフォンなどで検知することでランナーの位置把握を行うことが可能だ。

そのため、大掛かりな機材をコース上に設置することが不要で、安価に多数のコース地点での計測ができるようになる。

また、計測地点はスマートフォンの設定で簡易に変更できるため、コースに応じた柔軟な計測を行うことができる。

計測員が検知したランナーが通過した際の走行タイムや位置情報などは、パートナー企業が開発する表示システムでデータ加工しビジュアル化することで、観戦者がスマホの専用アプリやパソコン、テレビなどで、ランナーの順位や位置情報を確認することが可能になる。

2018年10月6日(土)TBS番組「オールスター感謝祭‘18」内のコーナー「赤坂五丁目ミニマラソン」では、株式会社TBSテレビ(TBS)と協力し、本システムで計測されたデータを元に、TBSにて開発した表示システムを用い、ランナー間の距離差や各ランナーの位置を、ホームページ上でリアルタイムに表示することに成功した。

この他にも本システムをベースにすることで、今まで難しかった以下のような観戦が実現可能となる。

・駅伝にて100m単位でのランナーの位置を可視化し、スピーディーなレース展開を観戦者へ提供
・市民マラソンに出場する家族や友人を応援する際の観戦の見逃しの防止

NTTドコモ、市民マラソンや駅伝で活用できるランナー位置把握システムを開発

関連記事

コメント

メールアドレスは公開されません