ラグビーワールドカップ2019(TM)日本大会オフィシャルスポンサーとして契約(6社目)したNECは、東京スタジアムと横浜国際総合競技場におけるメディア関係者の本人確認のため、顔認証システムを提供するという。
ラグビーワールドカップ大会で顔認証システムが活用されるのは史上初となる。
本システムは、NECの生体認証「Bio-IDiom」(注1)の中核技術であり、世界No.1の認証精度(注2)を有する顔認証AIエンジン「NeoFace」(注3)を活用している。
具体的には、バーコード記載のIDカードと事前に撮影・登録した顔画像をシステム上で紐付けし、主要2会場のメディア入口に設置された顔認証装置を用いて、顔とIDカードによる本人確認を行う。
また、顔認証装置は、IDカードを読み取り機に着券すると即座に顔認証を行うため、スムーズな入場が可能だ。
これにより、IDカードの貸し借りや盗難によるなりすまし入場、IDカード偽装による不正入場を防止することができる。
さらに、入場ゲートでの人手による本人確認作業の負荷を軽減し、混雑発生を防ぐ。
NECは、顔、虹彩、指紋、掌紋、指静脈、声、耳音響などの生体認証技術を有しており、これまで70以上の国や地域に700以上のシステムを導入している。
NECでは、こうした豊富な実績・ノウハウを活かし、ラグビーワールドカップ2019(TM)の安全・安心かつ円滑なメディア関係者の入退場を主要な会場でサポートする。
また、本システムに加え、2018年4月23日(月)から7月18日(水)まで実施されたラグビーワールドカップ2019(TM)公式ボランティアの募集には、NECの「ボランティア支援サービス」(注4)が採用されており、ボランティア業務の円滑な運営も支援している。
・対象者:メディア関係者
・実施場所:東京スタジアム、横浜国際総合競技場
NECラグビーワールドカップ2019™スペシャルサイト: 集まろうぜ。 | NEC
NEC、顔認証システムがラグビーワールドカップ2019の会場でメディア入場時における本人確認に採用