動画用クラウドサービスの大手プロバイダーであるブライトコーブ株式会社は、株式会社運動通信社が、ブライトコーブのクラウドベースのライブストリーミングソリューション「Brightcove Live」により、同社のスポーツメディア「SPORTS BULL(スポーツブル)」にて、平成30年度インターハイ「2018 彩る感動 東海総体」の全30競技をライブ配信したことを発表した。
運動通信社は「日本を世界が憧れるスポーツ大国にする」というコーポレートビジョンの元、60社を超えるスポーツ媒体と連携し、プロだけではなくアマチュアも含む幅広いスポーツ動画を無料配信するスポーツブルを運営している。
また、同社は学生スポーツの更なる拡充のため、「人は、見られることで、強くなる。」というスローガンの元、7月26日から8月20日に開催された平成30年度インターハイ「2018 彩る感動 東海総体」の全競技を無料でライブ配信する、全国高体連公式インターハイ応援サイト「インハイ.tv」を、スポーツブル内で提供した。
インハイ.tvをスポーツブル内で提供するにあたり、1日最大100本を超えるライブ配信を行え、かつ無料配信を実現するためにプレロール広告(再生前に配信される広告)を展開できる、安定したライブ配信プラットフォームが必要だったという。
運動通信社は、過去に同社の六大学野球やTour of Japanなどのライブ配信に活用された実績や、広告挿入技術の高さ、無料の動画サービスと比べて柔軟で効率的な運用体制をとれることを決め手に、インハイ.tvのライブ配信プラットフォームとして、ブライトコーブのクラウドベースのライブストリーミングソリューションBrightcove Liveを採用。
Brightcove Liveは、マルチデバイス対応した高品質なライブ配信を実現し、広告挿入によるマネタイズや、クラウド DVR、コンテンツの暗号化、オンザフライでのクリッピング、シームレスなVOD(ビデオオンデマンド)作成など、ライブ配信に必要な機能を網羅したクラウドベースのライブストリーミングソリューション。
スポーツブル内のインハイ.tvのライブ配信のプラットフォームはBrightcove Liveにより構築され、インハイ.tv単独で運営していた昨年と比べて15%ほど多い、約750本のライブ配信を提供した。
Brightcove Liveは、メディアの配信形体に合わせた柔軟なカスタマイズが可能なため、1日100本を超えるライブ配信を実現している。
また、ブライトコーブの広告挿入技術により、ライブ/オンデマンド配信でプレロール広告が展開された。
さらに運動通信社は、ライブ配信の準備を短縮する独自のスケジューリングロジックを作成できるStatic Entry Points(SEP)機能や、ライブ終了後に容易に動画を公開できるVOD作成機能など、Brightcove Liveの効率的な動画管理機能を活用することで、準備からライブ配信、動画公開までの一連の運用コストを約30%削減しているという。
運動通信社はインハイ.tvにより、選手の関係者やファンの皆様のための、場所を問うことのない次世代のスポーツ観戦を実現している。
同社は今後も、Brightcove Liveを含めた最新テクノロジーを活用することで、インターネット時代の新たなスポーツファン獲得のための取り組みを続けていく予定だという。
「SPORTS BULL」x「インハイ.tv」、1日100本を超える インターハイのライブ配信をBrightcove Liveで実現 | Brightcove