HTC VIVEとマクラーレン・レーシングは、VIVE PRO マクラーレン特別仕様の発売を発表した。
当プロダクトは本年5月に発表された両社のパートナーシップに基づく第1弾のコラボレーション製品となり、比類なきVRレーシング体験をファンの皆様へ提供。
使用されるヘッドセットはVIVE PROとなり、高解像度、オーディオ、装着感により世界中の皆様に最高のVR体験をお届けする。
その特徴的な外見に加えて、VIVE PRO マクラーレン特別仕様には「McLaren Garage VR」というVIVE Studioがマクラーレンと共同制作したVR体験コンテンツと、ドライビング用のアクセサリーパーツを必要としないマクラーレン版VRレース体験コンテンツ「RFactor 2」カスタム版が付属する。
「McLaren Garage VR」はマルチプレイヤーのシミュレーションゲームで、プレイヤーはマクラーレンのピットクルーとなり、レース中のクルーが行うようなタイヤの調整作業を学習することになる。
さらに体験内では「Pitstop Challenge」というモードが用意され、ルームスケールでマクラーレンの最新ピットを歩き回り、タイヤの交換方法を学んだり、交換時間を他のプレイヤーと競争することができる。
このパートナーシップによりVIVEチームとマクラーレンは、最高の没入感でマクラーレン・レーシングと走行の体験を自宅でVR体験できる機会を提供する。
HTC中国の責任者であるアルヴィン・グレイリンのコメント
「このグランプリ自動車レースは世界中で5億人以上のファンがおり、マクラーレンとパートナーとなってレースファンにVRを通じた他に類を見ない視点をお届けできることに興奮しています。我々のコラボレーションを通じて、最高級のVRヘッドセットとレース業界での長い歴史を融合させ、世界中のファンに没入感のある体験をお届けします。今回、お客様はただの傍観者ではなく、自宅にいながらにして実際にマクラーレンのドライバーやピットクルーになる体験が出来るのです。」
マクラーレン・レーシング ザック・ブラウンCEOのコメント
「HTCの技術に触れ、最高峰のHMDで、マクラーレン・レーシングのチームと共にレーストラックの中心にいるようにファンが感じられるVR体験を制作できたことは体験光栄でした。我々はこの特別仕様がレーシングファンとVRファンの両方に喜んで頂けると考えております。」
マクラーレン・レーシング2019年ドライバー ランド・ノリスのコメント
「VRは非常にエクサイティングな技術であり、ファンをレースの現場にこれまでになく近づけることができます。このVIVE PRO マクラーレン特別仕様で提供される現実的な体験は、カジュアルなゲーマーからプロドライバーまで、すべての皆様に楽しんで頂ける内容です。」
VIVE PRO マクラーレン特別版は、他にもVIVEPORTの6ヶ月サブスクリプションが付属し、マクラーレン・シャドウ・プロジェクトのオフィシャルVRデバイスでもある。
本プロジェクトの決勝戦はマクラーレン・テクノロジー・センターで2019年1月14〜17日に開催され、すべての出場者はVIVE PROのVRヘッドセットを使用することになる。
VIVE PRO マクラーレン特別仕様の希望小売価格は 179,630円(税別)となり、本日より日本国内のVIVE正規販売店(https://www.vive.com/jp/storelocations/)で発売が開始される。
VIVEとマクラーレン、世界中のレーシングファンに没入体験を提供するマクラーレン特別仕様のVIVE PROを発表