トヨタ自動車のエンジニアが開発したAIバスケロボ「CUE(キュー)」と日本のバスケットボールチーム「アルバルク東京」の選手がシュート対決をしたところ、AIバスケロボが完勝した。
交互にシュートを打ち、合計10本のうち何本のシュートを成功させられるかという対決で、アルバルク東京の選手が10本中8本決めたのに対し、AIバスケロボは10本中10本すべて決めた。
AIバスケロボとシュート対決をしたアルバルク東京の安藤誓哉選手とザック・バランスキー選手は対決終了後、次のようにコメントした。
1本ぐらいは外すかなと思ったんですけど、見事に10本決められてしまって完敗です。
-安藤誓哉選手
最初から勝ち目ないかなぁと思ってたんで(笑)当然の結果だと思います。
-ザック・バランスキー選手
AIバスケロボ「CUE(キュー)」が作られたのは、トヨタの技術チームが特別企画でAIとメカを組み合わせたロボットを作ろうということになったのがはじまり。
インフォーマルなので遊び心のあるものということで、人気のバスケットボール漫画「スラムダンク」に出てくるシュート2万本の話からインスピレーションを受けてフリースローロボットを作ったという。
今回の対決でも、正面や斜めから正確なシュートを打ち続けたので、2万本打っても百発百中で決めてしまいそうである。