ByteDance株式会社は、ナショナル・バスケットボール・アソシエーション(以下NBA)と、世界中で多様なコンテンツプラットフォームを運営する有力テクノロジー企業であるByteDanceは本日、新たに複数年のパートナーシップ契約を締結、カスタマイズされたモバイル向けショートビデオコンテンツを本日より数億人に上るByteDanceの全世界のユーザー向けに提供することを発表した。
今回のパートナーシップを通じ、ByteDanceはインテリジェントにコンテンツを発見できる同社の人工知能(AI)技術を活用し、Douyin、Toutiaoおよび Xigua Video プラットフォームを通じ、NBAのコンテンツを中国国内で提供するという。
今後はレギュラーシーズンだけでなくオールスターゲームやプレーオフ、ファイナルまで、NBAの全試合のデイリーハイライトや関連ビデオ、画像やニュースをはじめとするNBAの幅広いコンテンツが中国国内で視聴できるようになる。
また、NBAのコンテンツはショートフォームのモバイル向けビデオの世界的リーダーであるTikTokを通じて、全世界にも提供されるようになる。
米国のほか、ブラジル、インド、インドネシア、日本、韓国のTikTokユーザーは、試合の興奮や醍醐味を捉えた独自のハイライトを含め、厳選されたNBAのコンテンツにアクセスできるほか、国内の関連情報や各国語でローカライズされたNBAコンテンツも視聴できるようになる。
NBAのグローバルコンテンツおよびメディアディストリビューション担当プレジデントのビル・コーニッグ(Bill Koenig)氏は以下のように述べている。
「NBAは、ByteDanceという世界で最も革新的な企業のひとつであり、カスタマイズ型のショートビデオコンテンツ業界のリーダーとの提携に大いに期待しています。今回の新たなパートナーシップにより、ByteDanceの多数のプラットフォームを通じてリーグのコンテンツをインテリジェントに統合し、数億人に上るByteDanceユーザーからのNBAコンテンツへのニーズに応えていくことができます。」
ByteDanceのコーポレート開発担当シニアバイスプレジデントのLiu Zhenは以下のように述べている。
「NBAのコンテンツは当社のユーザーに非常に人気があり、多くのファンからの視聴ニーズがあります。ByteDanceは強力なグローバルプラットフォームとしての基盤があり、コンテンツ制作や双方向コミュニケーションを通じて世界中の創造力や知識、日常生活の中の貴重な一瞬を捉えたコンテンツの提供や消費を可能にします。その点で、ByteDanceは NBAにとって大いに価値のあるパートナーだと言えます。AI技術を搭載してインテリジェントにコンテンツを発見することのできる当社のTikTok、Douyin、Toutiao、 Xigua Videoといったプラットフォームは、モバイルプラットフォームでスマートに効率的な方法でスポーツコンテンツを活用し、双方向のやり取りができる方法を求めるユーザーにとって非常に理想的な形で応えることができます。」
中国国内では、NBAのコンテンツはByteDance のプラットフォーム上で、NBAおよびNBAの30チームの公式アカウントを通じて提供され、Douyin、Toutiao、 Xigua Videoの各プラットフォームはNBA中国の公式インテリジェントコンテンツ配信プラットフォームとなる。
世界中のファンはDouyinや TikTok上のビデオを通じ、NBAのキーワードを使ってお互いに情熱や創造力を共有することもできる。
さらにNBAはByteDanceのAIラボとAIの分野における最新技術やイノベーションを追求していくことを含めた「テクノロジー機能」の開発でも協力し、ファン向けのゲームをさらに強化していく。
また、NBAをテーマにしたオンラインキャンペーンでもByteDanceと協力し、ファンの参加を促したり、さまざまなチャレンジやカスタムステッカーでのインタラクティブな活動を推進していく予定だという。
ByteDanceとNBA、人工知能(AI)技術を活用したモバイル向けカスタムコンテンツの提供でグローバルパートナーシップを発表