株式会社meleapは、アイ・マーキュリーキャピタル株式会社、DBJキャピタル株式会社、インキュベイトファンド、キャナルベンチャーズ株式会社、有限会社秀インター、SMBCベンチャーキャピタル株式会社を引受先とする第三者割当増資を実施し、総額7.2億円の資金調達を実施したことを発表。これにより、累計調達金額は11.1億円となった。
meleap(メリープ)は、「テクノスポーツで世界に夢と希望を与える」というビジョンを実現するため、HADOをはじめとするARスポーツ事業を展開している。
今回の資金調達により、店舗事業の展開を加速させ、さらにプロリーグ立ち上げに向けた観戦事業の強化を行っていくという。
現在、同社はHADOシリーズをアジア、北米、南米、ヨーロッパ、中東、アフリカなど世界23ヶ国52箇所に店舗を展開し、延べ130万人以上が体験している。
売上における海外比率も60%となり、グローバルで稼げる体制が整ってきた。今後もさらに店舗数を増やし、プレーヤー増加につなげていくという。
12月8日には第三回となる世界大会「HADO WORLD CUP 2018」を開催する。
世界7カ国(日本、イギリス、韓国、シンガポール、マレーシア、インドネシア、香港)で開催された予選を勝ち抜いた代表チームが集まり、世界ナンバー1を目指して競う。
また、WORLD CUP以外にも強豪チームのみが参加できるMASTER’S LEAGUEやADVANCE CUPなど様々な大会を年間80試合開催している。
今後、この大会事業を進化させ、プロリーグを立ち上げる。それに向けて、放送コンテンツとしての開発投資を行い、視聴者を増やすことに注力していくとのこと。
HADO WORLD CUP 2018サイト http://meleap.com/tournament/world-cup/
放送事業の施策の1つとして、2019年1月にARスポーツHADOの番組「HADO BEAST COLOSSEUM」をスタートする。
当番組は、7人のHADO強豪プレーヤー「ビースト」と一般参加者「チャレンジャー」のバトル番組。
チャレンジャーはビーストを指名し、番組特別ルールのHADOで戦う。
ビーストにはそれぞれ懸賞金が懸けられており、鍵を持ったビーストに勝てば、それまで倒したビーストたちの懸賞金を獲得できる。
5試合勝てば総額1000万円を手に入れることができる。
HADO BEAST COLOSSEUMサイト http://meleap.com/beast_colosseum/
資金調達について、本ラウンドはシリーズBの総額7.2億円の調達となる。
アイ・マーキュリーキャピタル、キャナルベンチャーズ、秀インターの3社が新規株主として投資し、既存株主のDBJキャピタル、インキュベイトファンド、SMBCベンチャーキャピタルの3社は前回に続き追加投資となった。
併せて、DBJキャピタルの河合将文氏が同社の社外取締役に就任する。
【アイ・マーキュリーキャピタル株式会社 代表取締役 新 和博 氏のコメント】
テクノスポーツという新たな市場を切り拓こうとする野心的なビジョンに共感して、支援させていただくことになりました。HADOは人を笑顔にして、繋がりを作り、熱狂させるという、テクノロジーの素晴らしい活用事例になると確信しています。すでに盛り上がっているユーザーコミュニティをどう拡大させていくか、チームの皆さんと一緒に議論していきたいと考えています。
【DBJキャピタル株式会社 ディレクター 河合 将文 氏のコメント】
テクノロジーとの融合によってスポーツの可能性は大きく広がり、かつてない斬新な体験と多様な楽しみ方が生まれようとしています。meleapは日本発の新世代スポーツ「HADO」を通じて世界中の人々に興奮と感動を届け、夢や希望のある豊かな社会生活の実現に挑戦しています。世界を熱狂させるスポーツビジネスの創造に期待しています。
ARスポーツ「HADO」を展開するmeleapが7.2億円の資金調達を実施。プロリーグ開始へ向けて弾みをつける。