かつてのNBAのスター選手であるコービー・ブライアントが、カリフォルニア州サウザントオークスに、若いアスリートのための複合トレーニング施設である、「マンバ・スポーツアカデミー」を立ち上げた。
その施設は、100,000㎡もの敷地面積を誇り、生体力学研究所や、認知トレーニング研究所、そしてEスポーツのトレーニンググラウンドがある。
そのスポーツアカデミーは、当初、CEO兼創業者のチャド・ファウルクナーのもとで、2016年にオープンしたが、今回、コービーの参加を受けて新たな名前で再スタートしたのだ。
同アカデミーには、バスケットボールコート5面、バレーボールコート5面、芝生のフィールド、スポーツ医学診療所、バッティングセンターやピッチングマウンド、コンバットトレーニング施設、柔術教室、短距離トラック、アカデミックコーチングとトレーニングの学習施設、ヨガスタジオやサイクリングスタジオがある。
コービー・ブライアントは、アカデミー設立に際し、このようにコメントしている。
「スポーツアカデミーは、トップアスリートから幼い子供まで、完ぺきな科学的アスリートトレーニングを提供できる。マンバ・スポーツアカデミーとの協力は、スポーツを通じて次世代の若者を教育し、感化させることに力を入れている私にとっては、自然なことです。」
2016年以来、50,000人以上の若いアスリートが、このアカデミーに参加してきた。
マンバ・スポーツアカデミーは、以下の3つの事業部門があるーフィジカルトレーニングアカデミー、スポーツベンチャーラボ、そしてマンバスポーツチャリティ基金である。
ベンチャーラボは、スポーツにおける認知機能について重点的に取り組んでおり、戦略的投資、科学、技術、教育、人文学や数学の教育を支援している。
マンバ・スポーツアカデミーのウェブサイトによると、彼らはアクソンスポーツと協力して、スポーツ認知トレーニングのデジタル製品ラインナップを開発しており、2019年1月に発売を予定している。
CEOのファウルクナーは、プレスリリースにてこう発言した。
「我々は、施設で行うトレーニングや、認知トレーニング、コンテンツ制作、投資とチャリティ活動の分野で我々が前進していくために、コービーの参加がどのような影響を与えてくれるか楽しみにしている。」
マンバ・トレーニングアカデミーの施設は、2019年1月までにすべてのリニューアルが完了する予定だ。
Kobe Bryant’s New Mamba Sports Academy Includes Esports Training