パナソニックは3月21日(水・祝)~25日(日)に東京品川区立天王洲公園で開催される「IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2018」において、パラスポーツ観戦ソリューションと情報配信サービスの実証実験を実施する。
この大会はIBSA(国際視覚障害者スポーツ連盟)公認の第一回大会で、パナソニックは競技場におけるパラスポーツ観戦をより楽しめるサービスを提供したり、競技場周辺における関連情報配信サービスの有用性や、動作・パフォーマンスを評価、検証するとのこと。
多視点映像で観戦を楽しめるスポーツ観戦ソリューション
パナソニックは、多視点からのカメラアングルで撮影された映像を、音声とともにスマートフォンやタブレット端末に配信する「VOGO Sport(マルチ動画配信システム)」を導入。
ライブ映像を色んな角度から見ることができたり、見逃したシーンをリプレイ・スロー再生させたりできるほか、今回は会場の外にも配信エリアを広げることで、大会スタッフやボランティアが場内の状況を確認するツールとしても活用される。
また、ピッチ横には200インチのLEDビジョンも設置される。
配電地上機器を活用した情報配信サービスの実証実験
NPO法人 日本ブラインドサッカー協会、東京電力パワーグリッド株式会社、東電タウンプランニング株式会社と協力して、競技場周辺の天王洲エリアの配電地上機器(8台)を活用した情報配信サービスの実証実験も実施する。
配電地上機器の正面に「IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2018」のポスターを掲示するほか、LED表示装置付のタイプでは、省電力広域無線通信技術「LPWA(Low Power Wide Area)」を活用し、試合状況など大会のさまざまな情報をリアルタイムに表示する。
パナソニックが「IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2018」で、パラスポーツ観戦ソリューションと情報配信サービスの実証実験を実施