コネクテッド・ハードウェアの企画・開発、共同開発、スタートアップ支援を行なう株式会社Cerevoは、同社のスポーツ用品ブランド「XON(読み:エックスオン)」の新たなラインアップとして、走行状況をセンサーで捉え、可視化したデータとカメラ映像をリアルタイム合成しライブ配信できる、ストリーミング機能付きモータースポーツ向けセンシングデバイス「ZECH-1(読み:ゼックワン)」を開発。
米国で2019年1月8日〜11日まで開催の「CES 2019」において展示を行っている。
発売は2019年夏頃、価格は10万円程度を予定しているという。
ZECH-1は、同社のスポーツ用品ブランド「XON」の5つ目の製品として展開する、レース参加ユーザー向けの製品。
四輪レース車両の走行データを計測するセンシング機能に加え、XONシリーズ製品として初めてライブ配信機能を搭載している。
本製品は四輪レース車両に取り付け、OBD-IIコネクターに接続して使用。
走行データを記録するだけのデータロガーと異なり、本体でリアルタイムに可視化情報を生成し、直接ライブ配信することで、走行データを活用してチームメンバーがリアルタイムに分析できるライブテレメトリ機能を搭載している。
さらに、撮影している映像の上に計測データをグラフィカルに表現し、オーバーレイさせた状態で共有できる点が特徴だ。
また内蔵の6軸センサーおよびGPSを搭載し、走行中の位置や速度に加えて加速度、角速度、車両の状態などのデータを配信できるほか、SDカードへの記録も可能である。
Cerevo、フルHD配信機能内蔵のセンシングデバイス「ZECH-1」を開発。レース走行をセンサーで捉え、リアルタイムに可視化ライブ配信でチームメンバーに共有 | Cerevoからのお知らせ