インターネットマーケティング支援を行う株式会社フルスピードは、スポーツチームのファン定着に特化したWebコンサルティングサービス「スポーツエンゲージメントサービス」の提供を開始した。
またサービス提供と同時に、スポーツ業界に特化したサービスを取り扱う事業グループとして「スポーツマーケティンググループ」も設立。
内閣府が国の新たな成長戦略方針をまとめた「日本再興戦略2016」において、2015年に市場規模5.5兆円だった日本のスポーツ産業を2020年に10兆円、2025年には15兆円の成長産業にすべく、官民一体となったスポーツ産業への取り組みが活性化してきている。
特に今年2019年にはラグビーワールドカップ、2020年には東京オリンピックの開催が予定されており、日本のスポーツ産業が世界の注目を浴びる大きなチャンスと言える。
一方で、今までもこのようなスポーツに関するビッグイベントの後にファンの「定着」ができないことが大きな課題となっている。
例えば女子サッカーリーグの「なでしこリーグ」では、2011年のワールドカップで日本代表「なでしこジャパン」が優勝した後には、平均観客動員数が2,800人と過去最高を記録したが、2017年には1,500人を下回っている。
このような課題は他のスポーツ観戦市場でも多く見られる傾向で、いかにファンの「定着」が困難かを証明するものとなっている。
そこで同社では、今までのSNSマーケティングやWebマーケティングで培ったノウハウ・ソリューションを活かし、スポーツチームのファンの「定着」に特化した「スポーツエンゲージメントサービス」を開発・提供するに至ったという。
ファンの定着に特化した「スポーツエンゲージメントサービス」を開始 | 株式会社フルスピード