WOWOW開局以来、世界最高峰のボクシングを充実の解説・実況陣とともにお届けしている「エキサイトマッチ~世界プロボクシング」。
今回はアメリカ・ネバダ州ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナから、世界6階級制覇王者マニー・パッキャオのタイトルマッチを生中継でお送りする。
2018年7月15日、王者だったルーカス・マティセと対戦し、9年ぶりとなるTKO勝ちを収め、WBA世界ウェルター級王座を獲得したパッキャオ。
39歳となり、キャリア終盤に差し掛かっていたアジアの英雄の久々のノックアウト勝利に胸を熱くしたボクシングファンは多かった。
そして今回、元4階級王者のエイドリアン・ブローナーとの初防衛戦が決定。
12月には40歳を迎えるパッキャオが難敵ブローナーを下し、更なるビッグマッチへと進めるか、全世界注目の一戦である。
パッキャオの対戦相手となるブローナーは、リング内外で過激な発言や行ないで数々の問題を起こしているボクシング界の“問題児”。
しかし29歳で戦績は38戦33勝(24KO)3敗、KO率は63%で、かつて「メイウェザー2世」と呼ばれた実力は折り紙付きだ。
両者の戦い方も特徴的で、パッキャオは出入りの早い踏み込みとコンビネーションで攻め、ブローナーはハンドスピードと鉄壁のディフェンスを武器としている。
ニューヨークで開かれた発表会見で、パッキャオは「世界の誰もが認めるようなプロボクサーとしての試合をする。
これからもボクサーであり続けたい」と意欲を見せた。
この試合に勝てば、フロイド・メイウェザーとの世紀の再戦の可能性も有力視されており、目が離せない注目の一戦になることは間違いない。
ボクシング界のスーパースター「パッキャオ」が元4階級制覇王者ブローナーを迎え、再起戦で獲得したWBA世界ウェルター級王座の初防衛戦に臨む!
【放送日】1月20日(日)午後0:00 [WOWOWプライム]※生中継
・ゲスト解説:亀海喜寛