毎日新聞社、毎日放送、NTTドコモの3社は、4月3日(火)午前10時から埼玉県加須市民運動公園野球場で行われる第19回全国高等学校女子硬式野球選抜大会の決勝戦で、第5世代移動通信方式「5G」による「4K画質のスポーツライブ中継」の実現に向けた映像伝送実験を実施。
この5Gによる映像伝送実験は、ドコモが5Gの実証環境を大会会場に構築し、毎日新聞社とMBS(毎日放送)が決勝戦の様子を4Kカメラで撮影。その映像を5G経由でインターネットライブストリーミング配信を行うというもの。
もうすでに試合は終わり、神戸弘陵(兵庫)が秀明八千代(千葉)を4-0で破り初優勝したのだが、決勝戦の様子は、インターネットライブストリーミングのほか、ドコモショップ浦和店で4Kの高画質ライブ中継がパブリックビューイング形式で行われていたようだ。
毎日新聞社とMBSは「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」のパートナー企業であり、3社は今回の実験を通じて、タブレットやスマートフォンでスポーツをもっと身近に、手軽に、高画質な映像で楽しめる、5G時代における新しいスポーツの視聴スタイルの検証をおこなっていきたいとのこと。
2月に平昌で行われていた冬季オリンピックでも、5Gネットワークを使ったスポーツ観戦体験イベントが実施されていたし、2020年の東京オリンピックに向けても、5Gテクノロジーを駆使したスポーツ観戦の取り組みが進められている。
第19回全国高等学校女子硬式野球選抜大会で5Gによる「4K画質のスポーツライブ中継」の映像伝送実験を実施(2018/4/2) – 毎日新聞
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