佐藤龍之介(りゅうのすけ)選手は、Jリーグ・ファジアーノ岡山に所属している、プロサッカー選手です。
2026FIFAワールドカップアジア最終予選・日本代表に初選出され、2025年6月10日に行われたインドネシア戦で途中出場し、見事A代表デビューを果たしています。
これから日本代表での活躍も期待できる、若手選手の一人といえるでしょう。
今回はそんな佐藤龍之介選手についてフォーカス!
高校や小学校・中学校のこと、チーム遍歴までをまとめてみました。
■佐藤龍之介の高校はどこ?
■佐藤龍之介の小学校はどこ?
■佐藤龍之介の中学はどこ?
■佐藤龍之介のチーム遍歴まとめ

佐藤龍之介の高校はどこ?
佐藤龍之介選手は、2006年10月16日生まれで、東京都西東京市出身。
2022年4月に、地元である東京都立田無(たなし)高等学校に入学されて、高校2年まで在籍していました。
【東京都立田無高等学校】 | |
所在地 | 東京都西東京市向台町5-4-34 |
公式ホームページ | https://www.metro.ed.jp/tanashi-h/ |
佐藤龍之介選手は、おそらく高校2年の途中で、通信制の高校である第一学院高等学校に転校しています。
転校した時期については、高校2年生の途中だと思われますが、いつだったのか特定できていません。
【第一学院高等学校】 | |
所在地 | 通信制高校で、キャンパスは各地にあり |
公式ホームページ | https://www.daiichigakuin.ed.jp/ |
高校2年の途中で転校!
地元にある東京都立田無高等学校に入学し、部活動ではなく、FC東京U-18に所属して活動をしていた佐藤龍之介選手。
時期はハッキリしていないものの、高校2年の途中で、通信制の第一学院高等学校に転校をしています!
元々通っていた東京都立田無高等学校のホームページでは、佐藤龍之介選手が日本代表メンバーに選出されたことのお知らせが記載されていました。↓
Jリーグで活躍中の佐藤龍之介選手(40期生、2年生まで在籍)が、サッカーワールドカップ日本代表メンバーに選出されました。
田無高校で学んだ方の活躍を心からうれしく思っています。
↑↑↑ここには、「2年まで在籍」と記載されています!!
更に、転校先である第一学院高等学校のホームページを確認したところ、ここにも佐藤龍之介選手が日本代表に選出されたことが記載されています。↓
第一学院高等学校の卒業生 久保建英さん(レアル・ソシエダード/スペイン)・高井幸大さん(川崎フロンターレ)・佐藤龍之介さん(ファジアーノ岡山)が、
「2026年FIFAワールドカップのアジア最終予選(3次予選) vsオーストラリア代表」に、日本代表メンバーとして選出されています!
ということで、転校時期はわかりませんが、確実に第一学院高等学校を卒業していることがわかります。
後ほど詳しくお伝えしますが、佐藤龍之介選手は2年生だった2023年8月に、FC東京とプロ契約を締結しています。
ですから、このタイミングで第一学院高等学校に転校をされたのではないかと予想します。
実は、Jリーグで活躍されているプロ選手や、その他のスポーツ選手の中にも、通信制の高校を卒業されている方はたくさんいます!
先程ご紹介した記事の中にも、スペインで活躍中の久保建英選手や、川崎フロンターレ所属の高井幸大選手の名前がありましたね。
高井幸大選手も、最初は普通高校に通っていましたが、途中で通信制高校へ転校されています。
第一学院高等学校は通信制高校ですので、プロとしての活動に専念しつつ、より、学業と両立しやすいのではないでしょうか。
川崎フロンターレ所属の高井幸大(こうた)選手の学歴については、こちらをどうぞ!
↓↓↓

佐藤龍之介は16歳でプロ契約!
先ほどもお伝えしたように、佐藤龍之介選手は、高校の部活動ではなく、FC東京U-18に所属して活動をしていましたが、
この時、佐藤龍之介選手は高校2年生でした。
これは、2017年11月1日にFC東京とプロ契約した、久保建英選手以来の16歳でのプロ入りでした。
⚽️Jリーグ⚽️
久保建英との比較は避けられないか。同じ16歳でプロ契約した佐藤龍之介が明かす“先輩・久保への意識”【FC東京】https://t.co/9EsWC7PrN7#FC東京 #サッカー pic.twitter.com/MYfSF9ihUY— サッカーダイジェスト (@weeklysd) August 26, 2023
佐藤龍之介選手は2種登録選手として、プロ契約締結前の2023年1月にトップチームの合宿にも参加。
さらに3月のルヴァンカップ・セレッソ大阪戦では、16歳4か月20日でのスタメン出場!!
きっと、プレッシャーもあったと思いますが、世界で活躍した長友佑都選手にも話を聞き、プロに入ることを強く意識したようです。
「やっぱり長友選手は自分の憧れであり、目標となる選手。
ポジションは違いますけど、世界で活躍して、W杯も4回出場している。
そんな選手はなかなか日本にはいないと思うので、長友選手を越えていけるような選手になれるように頑張りたいと思います」
引用元:スポニチ(2023.8.26付)
世界で活躍する先輩と一緒にプレーするという事、佐藤龍之介選手にとって、何より嬉しいことだったと思います。
そんな才能の塊のような、佐藤龍之介選手ですが、プロ入りしてから順風満帆にはいかなかったようです。
プロ1年目の試練/育成型移籍へ!
高校2年生/16歳でプロ入りし、順調に思えましたが、その後はなかなか大変だったようです。
高校生活と両立しながらのプロとしての生活・・・想像もつかないほど大変だったことでしょう。
「非常に難しい(キャリアの)スタートだった。
シンプルに試合に出られなかったし、プロになったことに対して扱いのギャップも感じたので、フラストレーションは溜まっていた」
2023年3月のルヴァンカップにて、最年少先発記録を果たしていましたが、プロ契約してからというもの、リーグ戦では出番がなく、2024年のJリーグ出場はわずか3試合でした。
そんな中、高校卒業間近の2025年1月。
【佐藤龍之介選手 育成型期限付き移籍加入のお知らせ】
このたび、FC東京より佐藤龍之介選手が育成型期限付き移籍で加入することとなりましたので、お知らせします。https://t.co/7YrUoRTQMd#ファジアーノ岡山#佐藤龍之介 pic.twitter.com/S9m0RlcOs5— ファジアーノ岡山スタッフ公式 (@fagiano_koho) January 7, 2025
期限は、2026年1月31日までで、より多くの経験を積むため、将来的な成長を期待しての期限付きの移籍でした。
ですから、これは前向きな移籍。
「ほかの選手よりも1、2年早く壁にぶち当たれて、移籍もできた。
高卒1年目の年で試合に出させてもらえて、そこは自分のキャリアの歩み方としてよかったと思います」
移籍後、2025年4月にはJリーグ初得点も挙げ、そして、A代表入りも果たせました。
今後の佐藤龍之介選手の活躍がますます楽しみです。
佐藤龍之介の小学校はどこ?
佐藤龍之介選手が卒業された小学校は、西東京市立碧山(あおいやま)小学校です。
2013年4月から2019年3月まで在籍していました。
【西東京市立碧山小学校】 | |
所在地 | 西東京市中町五丁目11番4号 |
公式ホームページ | https://www.nishitokyo.ed.jp/e-hekizan/ |
サッカーをはじめたのは5歳の頃。
残念ながらその頃のエピソードはあまり見つかりませんでしたが、
小学校へ入学した2013年は、地元のサッカークラブ・「碧山SC」に所属して活動していました。
小学校時代はJACPA東京FCに所属
その後、2014年頃から小学校卒業まで、「JACPA東京FC」に所属して、より本格的にサッカーに打ち込みます。
https://www.jacpa.co.jp/kindergarten/kagai/sports/fc_soccer
このチームは、JACPAという会社が運営するサッカーチームで、より高いレベルを目指すことを追及しているそうです。
そして、こちらのInstagramを拝見すると、佐藤龍之介選手の活躍をたたえる投稿がたくさんありました!!
この投稿をInstagramで見る
これからのさらなる活躍にも期待しています!
頑張れ龍ちゃん!JACPA東京FC・Instagramキャプションより
きっと、佐藤龍之介選手は、所属している子供たちの憧れ、目標、刺激にもなっていることでしょう!!
ちなみに、佐藤龍之介選手は2016年から2018年まで、並行して「FC東京サッカースクールアドバンスクラス小平コース」にも入り、サッカーに専念していました。
こちらは、チームではなくスクール活動で、基本技術および戦術の習得を目指し開設されているクラスです。
こちらでより高みを目指し、技術を習得していったのでしょう。
とにかく学校以外はサッカー漬けの日々を送っていたというわけですね!
佐藤龍之介の中学はどこ?
佐藤龍之介選手の出身中学校は、西東京市立明保(めいほう)中学校です。
2019年4月から2022年3月まで在籍していました。
【西東京市立明保中学校】 | |
所在地 | 西東京市東町一丁目1番24号 |
公式ホームページ | https://www.nishitokyo.ed.jp/j-meihou/ |
佐藤龍之介選手は中学時代、FC東京の下部組織である、FC東京U-15むさしに所属していました。
中学時代はFC東京U-15むさしに所属
佐藤龍之介選手は、中学時代、「FC東京U-15むさし」に所属し、サッカーと学業を両立しながら頑張っていたと思われます。
FC東京U-15むさしは、FC東京の下部組織である、U-15のチームのひとつで、FC東京の将来を担う選手を育成することを目的としたチームです。
練習場所は東京都小平市にあり、佐藤龍之介選手が通っていた中学校から車で20分ほど、電車では50分ほどかかる場所にありました。↓↓
そう遠くはないですが、ほぼ毎日授業が終わってから通うとなると、大変だったと思います。
FC東京U-15むさしに加入するには厳しいセレクションがあり、かなりの逸材が集まっているチーム。
また、このチームでは、「自宅から90分以内で通える」ことを原則としていて、より練習に集中できる環境に身をおき、励んでいたことでしょう。
佐藤龍之介選手は、FC東京U-15むさしで活動をはじめた13歳の頃から、プロのサッカー選手になりたいと意識を始めたそうです。
クラブユース選手権全国大会で優勝!
FC東京U-15むさしで練習を重ね、着実に成長をしていた佐藤龍之介選手は、2021年に行われた、
FC東京U-15むさし初の全国大会優勝に貢献をしました!!
立ち上がりに試合の主導権を握っていたのはFC東京U-15むさし。
MF佐藤龍之介(3年)、立花圭吾(3年)の両ボランチを軸にボールを動かしながらプレッシャーをはがしてボールを運び、敵陣へと相手を押し込んでいく。
引用元:ゲキサカ(2021.8.24付)
この頃から、佐藤龍之介選手は将来有望な選手として注目され始めていたようです!!
上記記事に名前が出ている立花圭吾選手は、東京都世田谷区出身。
中学/高校時代に佐藤龍之介選手と同じチームでプレーしていました。
しかし高校卒業後の進路については公表されていないようです。
今夏開催のクラブユース選手権U-15大会でFC東京むさしの日本一に貢献した佐藤龍之介#10 が、T1の舞台で1ゴール⚽️@fctokyoofficial #佐藤龍之介 #fc東京 #fc東京むさし #ジュニアサッカーweekly 📸 @nisiigo pic.twitter.com/jZ4BHI7DIs
— ジュニアサッカーWeekly【公式】 (@JSW_Official) October 5, 2021
幼い頃からコツコツと重ねてきた努力の賜物ですね!
佐藤龍之介のチーム遍歴まとめ
これまで紹介したように、小学校の頃からクラブチームに所属し、中学からも部活動ではなく、FC東京の下部組織に所属して、着実に力をつけてきた佐藤龍之介選手。
ここで改めて佐藤龍之介選手のチーム遍歴を整理して、まとめてみました!!
所属期間 | チーム名 | 備考 |
2013年 ※小学1年 |
碧山SC | |
2014年~2018年 ※小学2年~6年 |
JACPA東京FC | |
2016年~2018年 ※小学4年頃~6年 |
FC東京サッカースクール アドバンスクラス 小平コース |
・JASPA東京FCと並行して 所属 |
2019年~2021年 ※中学1年~3年 |
FC東京U-15むさし | ・U-15クラブユース選手権大会 初優勝 |
2022年~2023年 ※高校1年~2年 |
FC東京U-18 ※2種登録選手 |
・U-18クラブユース選手権大会 準優勝 |
2023年8月~ ※高校2年~ |
FC東京 | ・16歳にしてプロ契約 ・FC東京U-18と2種登録 |
2025年~ | ファジアーノ岡山 | ・育成型 期限付き移籍 ※2026年1月31日まで |
こうみると、佐藤龍之介選手は、小学校の頃からサッカー一筋、サッカー漬けの生活を送ってきたことがよくわかります。
また、早くから才能を認められ、プレッシャーもあったことでしょう。
また、16歳でプロ契約してからも試合に出られず、大きな壁にもぶち当たりました。
しかし、ファジアーノ岡山に期限付き移籍をしたことをきっかけに、コンスタントに試合にも出られるようになり、A代表にも選ばれました。
今後の活躍が本当に楽しみです。
佐藤龍之介/代表歴もすごかった!!
お伝えしたように、小学校の頃からクラブチームにて活動を続けてきた佐藤龍之介選手。
各世代の日本代表としても活躍してきました。
せっかくなので代表歴もまとめてみました!!
2022年 | U-16日本代表 | ・ルーマニア遠征 ・U-16インターナショナルドリームカップ ・ウズベキスタン遠征 ・U17アジアカップ予選 |
2023年 | U-17日本代表 | ・アルジェリア遠征 ・AFC U17アジアカップ ・FIFA U17ワールドカップ |
2024年 | U-19日本代表 | ・ヨルダン遠征 ・AFC U20アジアカップ予選 ・メキシコ遠征 |
2025年 | U-20日本代表 | ・AFC U20アジアカップ2025 ・スペイン遠征 |
2025年 | 日本代表 | ・2026FIFAワールドカップ アジア3次予選 |
各世代の日本代表で活躍し続けている、佐藤龍之介選手。
16歳でプロ入りして、高校の学業と両立しながら代表としての活動は想像を絶する大変さだったと思います。
それでも努力を重ね、ついにA代表デビューを果たします。
A代表デビュー!!
※史上4番目の若さでの出場
※アジア予選では最年少記録更新
「もっと基準を高めてやっていきたい」
W杯アジア最終予選最年少出場の18歳佐藤龍之介
見据えるレベルは高い🏆AFCアジア最終予選
🆚日本×インドネシア
📺#DAZN ライブ配信
最強の #代表みようぜ pic.twitter.com/cLLiutJj6W— DAZN Japan (@DAZN_JPN) June 10, 2025
ファンの間でも、かなりの話題になりました。
ネット上では「この瞬間を待っていた」「スゴイねえ18歳で日本代表って」「この舞台でも物怖じしてない」「やったれ!」など、盛り上がる声が集まった。
引用元:スポニチ(2025.6.10付)
2025年現在、一番勢いのある、今後が期待される若手と言っても過言ではないでしょう。
温かく見守りつつ、応援していきたいですね!
まとめ
今回の記事では、Jリーグ・ファジアーノ岡山に所属している、プロサッカー選手・佐藤龍之介選手についてお伝えしました!
2024年4月に東京都立田無高等学校に入学し、その後通信制高校である第一学院高等学校に転校をしています。
佐藤龍之介選手は、16歳にしてFC東京とプロ契約をしており、そのタイミングでの転校ではないかと予想しました。
その後、試合に出られなかったりとプロ入り後の試練を味わい、2025年、ファジアーノ岡山に期限付きの移籍をしています。
小学校は、西東京市立碧山小学校で、JACPA東京FCに所属していました。
中学は西東京市立明保中学校で、FC東京U-15むさしに所属し、クラブユース選手権大会での初優勝に貢献しました。
また、佐藤龍之介選手は、各世代での代表歴も素晴らしく、ついにA代表デビューも果たしました!!
今後ますますの活躍が期待でき、勢いのある若手として注目をされています。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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